アダムとイブの話ってあまり無いのよね。
つまり神様が最初の男女を作って、そこから人類が広がって言った、と言う話。
洪水神話なら世界中に見られるのにね。
日本神話のイザナギイザナミとインド神話のヤマとヤミーくらいか?
オリエントでは自然信仰が発展してゾロアスター教が生まれるんだけど最高神は光の神アフラマズダ。次に尊い神々としてアムシャスプンタ、ヤシュト(ヤザダ)がいる。
大地の神はザムというんだけど名前がドゥムジに似ている。
<ザム>
>ゾロアスター教の神話伝承におけるヤザタのひとつ。大地神。
>大地と自然現象を神格化。
>一ヶ月30日にわりあてられる特定の神霊で、28日にわりあてられ、対応する讃歌のヤシュト書はザームヤズド・ヤシュト。
>
>大地(ザム)を称賛するとされる「ザームヤズド・ヤシュト」では、光輪(クワルナフ)の偉業を記述しているが、 ゾロアスター教では「光輪を保持するものが大地を支配する」とするらしい。
>このヤシュト冒頭で、ハラティー岳、ザルザザ山など多くの山の名が列記されている。
http://www.jiten.info/dic/iran/zamu.html
クワルナフというのはカウィの光輪といってよくアッシリアのレリーフでヒゲもじゃの神が手に持っているわっかのこと。
王権をあらわすのだそう。
<カウィの光>
>カウィの光輪(クワルナフ)はアフラマズダが造ったもので、それは大地の支 配者の証とされ、歴代の王はアフラマズダよりこれを受け取るとされました。
http://www.ffortune.net/symbol/sinwa/zoro/zor11.htm
< フラワシ>
>フラワシは先に「精霊」と書きましたが、ある意味では祖霊に近い存在とも考 えられます。それは1年の最後の10日間に特別にフラワシを祀る期間(ハマ スパスマエーダヤの祭典)があり、この期間には各々の家に縁の深いフラワシ が集団でやってくるとされ、火をたいて迎える習慣があったことなどから伺え ます。(日本のお盆の行事とも関連??)
>しかし、フラワシはまるっきり祖霊というわけでもなく、天・地・水・動物・ 植物等すべての存在にフラワシが宿るとされていました。そしてフラワシの宿 るものは善なる存在、やどってないのが悪なる存在とされました。そしてこの フラワシこそが人々をアフラマズダに勧誘する存在であり、人間が生まれた時 にはその者の心の一部となり、死ぬと天国に戻ると考えられました。そして、 自分の縁者が苦しんでいる時は、彼等を助けに来るとされたのです。その意味 でフラワシはむしろ「魂」と呼ぶべき存在かも知れません。
これ・・・日本の神道にそっくりだなあ・・・?
自然に宿る、神の霊、ね。
>フラワシの話は「フラワルディーン・ヤシュト」に書かれています。記述を拾 ってみます。
>・フラワシにより川が湖にそそぎ、そのそばで植物が生育し、風が吹き雲が来る >・フラワシにより女は安らかに知恵のある良い子供を生む。 >・フラワシにより太陽や月や星はその道を行く。 >・多くを持ってくる者、呼べば来てくれる者、戦闘において呼ばれるべき者 >・力強く行為する者、上手に行為する者、元気に行為する者、雄々しく行為する者 >・呼ぶ者に勝利を与える者、望む者に恩恵を与える者、病む者に健康を与える者 >・フラワシは99,999柱いる。
日本神話の八百万の神と似ていますが、
このへんが「風水」の原型かも。
> フラワシの宿 るものは善なる存在、やどってないのが悪なる存在
・・・・・・。
<八方位と五行>
> ☆7つの州 ゾロアスター教の世界観では、世界は7つの地方に分かれると考え られていました。
> ・西 アルザヒー > ・東 サワヒー > ・南東 フラダザフシュー > ・南西 ウィダザフシュー > ・北西 ウォルバルシュティホ > ・北東 ウォルジャルシュティ > ・中央 クワニラサ
> ここで、北と南がないのが面白いですね。イランで北といえば カスピ海、南にはペルシャ湾・オマーン湾が広がります。海 だからそこで切れていたのでしょうか??
> ☆五つの動物 ヤシュトの中には、動物を5つにわける考え方が出てきます。 むろん、中国の五行での分類とは規準が全く異なります。
> ・水中のもの > ・地中のもの > ・空中のもの > ・地表を駆けるもの > ・草をはむもの
五行の思想はインドの方が古いですね。
>ヴァーストゥ・シャーストラの思想によると、自然は地(ブーミ भूमि)、水(ジャラ जल)、火(アグニ अग्नि)、風(=空気:ヴァーユ वायु)、空 (:アーカーシャ आकाश)という五つの要素(五大)で構成され、自然状態ではそれらのバランスが取れているとされる。他方、人工的なものはそのバランスが崩され副作用を起こすため、ヴァーストゥ・シャーストラでバランスを取る必要があると考えられている。なお、五大という考え方自体は古代インド思想であり、のちに仏教の思想体系に取り込まれ、仏教思想として日本を含む東アジア一帯に広まっている。身近な例としては、主に供養塔・墓塔として使われている五輪塔がある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9
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