Arenawacz :
(アルナワーズ)別名 エレナヴァーク
悪龍アジダハーカに幽閉されていたジャムシード王の姫君。インド神話の金星の神「Aruna」が語源らしい。
これはヨーロッパにいって、“Eleanor”(光、慈悲という意味)になった。
Sahanhawacz:
(シャハルナーズ)
これも 悪龍アジダハーカに幽閉されていたジャムシード王の姫君の名前でアルナワーズとは姉妹。シャハルというのはヘブライ語の「シャヘル」(光、昼と言う意味)と関連があると思う。
>シャヘル (Shahar) は、カナン神話(ウガリット神話)における曙(明けの明星)の神。黄昏(宵の明星)の神シャレム[注釈 1]とは対になる神とされる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%98%E3%83%AB
> 明けの明星と宵の明星は、ペルシアの太陽崇拝でも、「松明を持つ双子」として有名であり、一人は松明を上に向けて持ち、もうひとりは松明を下に向けて持っていた
http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/antiGM/lucifer.html
この二つの名は対になっていて、それぞれ宵の明星・明けの明星を意味する。
うーん それじゃ「ワーズ(ヴァーク)」ってなんだろう?
「Aruna」というのは「紅い」と言う意味もあるのだ。
このお姫様の父親であるジャムシード(Jamshid)は「栄光あるイェマ王」と言う意味でインド神話のヤマ王に当たる。イランでは発音が「イマ」王になるんです。そう、日本でもおなじみの閻魔大王はこの人。
>本来はインド・イラン共通時代にまで遡る古い神格で、アヴェスターの聖王イマ(ペルシア語でジャムシード)や北欧神話のユミルと同起源である[5][6]。
『リグ・ヴェーダ』では人間の祖ともされ、ヤマとその妹ヤミーが兄弟姉妹婚により最初の人類が生まれ、人間で最初の死者となったゆえに死者の国の王となった[1]。虚空のはるか奥に住むという。インドでは、古くは生前によい行いをした人は天界にあるヤマの国に行くとされた[1]。
>『ウィーデーウ・ダート』では、「アフラ・マズダーが最初に語りかけた人間は誰なのか」と尋ねるザラスシュトラに、
アスラ・マズダーはイマだと答えている。その時イマは「教えを広めよ」という神の言葉を「自分はそのために創造されたのではない」として拒否する。しか
し、宣教をしないのならアスラ・マズダーの庶類を繁栄させよ、という言葉には従い、神から王権を象徴する黄金の矢と黄金で飾られた鞭を与えられた[1]。
>『アルドウィー=スール・ヤシュト』によれば、アナーヒターを祀り、ダエーワや人間たちを統べる最高の支配者となって富や繁栄を得るという願いを叶えられたという[2]。 彼にはまた「カウィの光輪」がアフラ・マズダーから与えられており、その治世においては食物や飲み物が不足せず、人間も獣も死なず、水も植物も枯れることがなかったという。さらには暑さや寒さ、老いによる死、ダエーワがもたらす嫉妬に人々が苦しめられることもなかった[3]。
>サンハワークとアルナワークという2人の娘がいたが、悪竜アジ・ダハーカの手に落ちてしまい、アースヴヤの息子スラエータオナ(フェリドゥーン)はアナーヒターに彼女たちを救出できるように祈願した
サンハワーク=シャハルワーズ アルナワーク=アルナワーズですね。
さっきまで調べていたのですが「Vacz」の意味が分かりました。
ワードの語源ですね
ヴァーチェ=言葉の神
例えば「サラスヴァティー」の“ヴァティー”って言葉を意味するんです。
水の女神サラスヴァティーはヴィーナという楽器を持って水のせせらぎを奏でます。
イランでは「ハラフワティー」と発音します。水の女神、アナーヒターのことです。
つまり、それぞれ「宵の明星のささやき」 「明けの明星のささやき」と言う意味になります。(なんてロマンティック!)
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