風水は再創造的である。
例えば、都を建てるのに最適な地相、というのがある。
北に山があって、東に川が流れていて、南から西は日当りのいい平野が広がっている、みたいな。
だから、そのモデル地相に似せて、土地を造成する。北に塔を作り、東に運河、みたいな。
ここに山を、海を作ったのは誰だ?神様が創造した。
気って、神様から出てるんじゃないの。
地形が変われば気候も変わる。 発生する気も全然違うし、植物や動物の育成だって変わってくる。
この地は牧畜に最適だ、この地は農業に、河のほとりの都は繁栄する。
生物が生きていくには、水が必要、風をよける木や岩が生物たちの家になる。
そこで生物は繁殖し、更に上位の生き物を誘う。
地球には様々な地形があり、独特の性質を持っている。
気=そのものが持つ特性、人が感じた、そのものがそうなったら理想的であるという固有の形に向かって伸びているベクトル。それは水に例えられたり炎や植物に例えられたりする。
人間が、森羅万象を、いくつかのタイプに分けた・・・それが始まり。
水みたいなもの=冷たく不定形で下に向かって流れていくもの。
炎みたいなもの=熱く不定形で上に向かって燃え盛っていくもの。
風のようなもの、木のようなもの、土のようなもの。
自分がいるのはまさにどっしりとゆるぎない大地であり、中央は地であることが望ましい
食物を得るために農地は水があって日当りが良くて…働いて汗をかいたら水を浴びて身を浄め
家族と食事をし、おしゃべりして安らぎを感じ、疲れたらせせらぎや木々を渡る風の音楽に耳を傾けよう
風水と共に生きてきた原始人の感性、感覚というのが元に在ったのではないかと思う。
掃除をしてサッシをきれいにしたり、ふさわしいインテリアを置くと、ホッとして、古(いにしえ)の感覚が蘇るんですよね。
とてもリラックスします。
そしてきれいに清めたところ(ベランダとか窓とか)を渡ってくる風がまた清らかですがすがしい、
この世界全てが神の被造物
私の家は神の楽園
この場所は神から預かっているだけ
だからきれいに使わなきゃ。
神と人間の仲が近かった時代って、こんな風に感じたのかなあ、なんて思うんです。
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