2016年5月20日金曜日

賢者の偽善は我ら凡人の誠実さよりも優れている。

何故なら前者は深い洞察より生じるものだが、後者は浅はかな無知より生じるものだからだ。

賢者の語る言葉は合一と調和をもたらし、妬み深き者の語る言葉は分裂と不和をもたらす。
 http://levha.net/mathnawi/book2/1874/

2016年5月17日火曜日

失われた十支族 カレン族に先祖代々伝わるヤハウェ信仰

>東南アジアのミャンマー(旧ビルマ)に、少数民族カレン族がいます。約一五〇万人からなる彼らは、先祖代々言い伝えられてきた神への信仰を持っていますが、その信仰は多神教ではありません。唯一神信仰なのです。
 http://www2.biglobe.ne.jp/remnant/077karen.htm

> 「なぜあなたがたは、わたしが『食べてはならない』と命じておいた木から、実をとって食べたのか。・・・・あなたがたは年老い、病にかかり、死ぬであろう」。・・・・

> 人は、のろいのもとに置かれ、ヤァは彼らから去られた。・・・・やがて病が人に現われるようになった。

> アナイとエゥの間に生まれた子の一人は、病の床に伏した。そのとき二人は互いに言った。
> 「・・・・私たちがどうすべきかを、悪魔に聞いてみよう」。・・・・
> 彼らは悪魔のところへ行って言った。
> 「私たちは、あなたの言葉に従って食べたのです。私たちの子は病気です。・・・・どうしたらいいんですか」。
> 悪魔は答えて言った。
> 「お前たちは、お前たちの父、主なるヤァの命令に従わず、私に従った。一度私に従ったからには、最後まで従いなさい」』」。

切ないな。カレン族・・・。

>「老預言者は、先祖代々伝わるこうした話をしながら、さらに、悪魔が人に指導して与えた風習について語る。

>悪魔は人に、様々の病を取り除くために、悪霊を鎮める供え物をしなさいと教えたという。

> また、悪魔は、鳥の骨を占いに用いることを人に教えたという。この占いの方法は、高地の民族によく見られるものである」。

> このようにカレン族では、悪霊を鎮める供え物や占いは、悪魔からのものであるとして、忌み嫌われています。

> ノアは、アダム以来先祖代々伝えられてきた創世記一~三章の内容を、自分の子セム、ハム、ヤペテたちにも教えこんだはずです。

> そして大洪水後、バベルの塔を経て、セム、ハム、ヤペテの子孫たちが全地に散らばっていったとき、創世記一~三章と同じ内容が各民族に言い伝えられていきました。

> そのうち、アブラハムの子孫であるイスラエル民族には、のちに聖書としてまとめられた文書を通し、それが最も正確に伝えられていきました。

> しかし他の民族においては、口伝によったということと、人々の多神教への堕落等によって、多くの場合は物語の変質や、消滅等が起こりました。

> とはいえ、幾つかの民族においては、その後も長い期間にわたって、創造と堕落の歴史に関する事柄が、あまり変質することなく、ある程度の純粋さを保ちながら伝えられていったのです。カレン族に代々伝わる唯一神信仰も、その貴重な例の一つです。


カレン族は、本当に純粋なこころを持った部族なんですね。


>  「定められた時になると、ヤァが来られる。・・・・死んだ木が芽吹き、花々が咲き乱れる。・・・・」



日本にも、来られますように!







> 「良き人々は、銀色の町に来る。

なんだか、未来都市のようですね。

> 義なる人々は、新しい街に来る。

> 父と母を信じる彼らは、金色に輝く宮廷を楽しむ。

> カレンの王(メシヤをさす)が来られるとき、彼は地上でただひとりの君主となる。

> カレンの王が来られたとき、もはや金持ちも貧乏人もない」。


 パラダイスですね。


> また、カレンの長老たちは、常に次のような箴言を朗唱し、部族の者たちを偶像崇拝や多神教から守ってきました。

> 「子たち、また孫たちよ。
> 偶像やその祭司たちを拝んではならない
> 拝んでも、何の利益もない。
> ただあなたの罪を積み重ねるだけである」。

> 「子たち、また孫たちよ。
> ヤァを愛し、その御名を
> みだりに唱えないようにしなさい


> もしみだりに唱えるなら、
> 彼は遠くに行ってしまわれる!」。

> 「子たち、また孫たちよ。
> 喧嘩や口論を好まず、
> 互いに愛し合いなさい

> 天にいますヤァは、
> 私たちを見ておられる。
> もし私たちが互いに愛し合わないなら、
> それはヤァを愛さないことと同じである」。

> 「子たち、また孫たちよ。
> もし私たちが罪を悔い改め
> 悪を行なうことをやめ、
> 欲望を抑え、
> ヤァに祈るなら、
> 彼は再び私たちを憐れんで下さる。

> もしヤァが憐れんで下さらないなら、
> ほかにそれを出来る者はいない。
> 私たちを救い得る者、
> それはヤァおひとりである」。

> 「子たち、また孫たちよ。
> いつもヤァに祈りなさい。昼も夜も」。


絶望的な状況を救ってくださるのは神お一人(;_;)


>さらに驚くべきことがあります。それはカレン族は、自分たちの持っている唯一神信仰は不完全なものであって、やがて白人のもたらした書物によって完全なものとされると信じていたことです。彼らの詩歌に次のようなものがあります。

> 「ヤァの子らである外国の白人が、
> ヤァの言葉を持っていた。
> 外国の白人で、ヤァの子らが、
> 昔ヤァの言葉を持っていた」。

カレン族はへりくだった民族なんですね。

>また、次の話も伝わっています。一八三〇年頃、サウカァラというカレン人が、旧ビルマの英国領事館において、自分の民族のルーツについて語りました。

>それによると、カレン族はもともとはヨーロッパ人と兄弟民族だったというのです。

> 大昔の先祖から出た弟がヨーロッパの白人となり、兄がカレン族その他の部族を形成したということでした。

> そして、弟の白人は真の神に関する記録を書物として注意深く保存したが、兄のほうは、ならず者だったのでそれを失ってしまった。

>だから、いつの日か白人 は、船に乗ってカレン族のもとに来てくれるだろう、そして真の神に関する本をもたらし、神の知識を回復してくれると信じているとのことでした。

同じようなことがアステカとスペインの間で起こりましたが、アメリカ先住民族は悲劇的な最後を送りました。

カレン族はどうして命を失わずに、恵みを得ることができたんでしょう?


>大リバイバルが起こったのは、カレン族だけではありませんでした。同じ旧ビルマのカチン族にも起こったのです。じつはカチン族にも、自分たちの先祖は聖なる書物を失ったとの伝説がありました。

> リバイバルはその後、さらに周辺のラフー族や、ワ族等にも及びました。そしてカチン、ラフー、ワ族等にも、カレン族と同様、先祖伝来の信仰がありました。それは、天地宇宙の創造主なる唯一神への信仰だったのです!

































旧約聖書の編纂者はなぜ異教の賛歌をパクったのだろうか?

世界の宗教は自然信仰(アニミズム)に始まり、精霊信仰になり多神教となり一神教となった。

ゾロアスター教は「光」を崇拝した。それは創造主が始めに創造したものだった。光は闇を払い辺りのものを照らすし、はっきりものを見るようにする。
アフラマズダの息子、神々の中でも最も貴いものは火であり太陽であったので、神聖なものとされた。インド神話でもアーディティア(限リ無きもの)神群とよばれ他の神々ダイティア(限りあるもの)とは一線を画している。

火は浄化の炎であり、神への捧げものを焼き尽くし、その香りを煙と共に天に運んでくれるものとして崇拝された。

聖書でもアベルとカインの捧げものは火で焼いて神に捧げられたのである。
また戦争で分捕った宝は必ず火か水に通して清めてから、神殿の倉庫に入れた。

しかしこれらの万物に、神聖で清らかな性質を付与したのは誰であろうか。

炎や水、その他の万物に宿る力は、神の性質を現したものだから、我々は火の神聖さに神の神聖さを重ねて見ているに過ぎないと思う。

だから、炎や水を神とするのは大誤解なのだ。

それら人間に恵みを与えてくれる万物に捧げられる賛歌は、本来はそれを創られた造物主に向けられるべきものである。

太陽も、星も、風も、植物も、大地も・・・無から作られた創造主に帰するのである。

ゾロアスターは光を神格化し、祈りを捧げたがそれらの賛歌はすべて創造主に捧げるべきと考えた聖書編纂者によって、旧約聖書では創造主への賛歌になっている。


ヨセフとマリアの会話に見る風水の否定

風水、というのは地の理(ことわり)のことなのですが。

以下はイエスをお腹に宿した時の母マリアとヨセフとの会話です。

彼女が「楽しいことを語って下さい」、と言うと彼は答えた、「それは私が言いたいことのすべてだ、教えてくれ、畑は種が無くても成長するだろうか」。彼女は答えた、「そうです」。
> 彼は言った、「木は雨に打たれなくとも成長するだろうか」。彼女は答えた、「そうです」。
>彼は聞いた、「性交しなくても子は生まれるのだろうか」。
>「そうです」と彼女は答え、「神は創造の日、一粒の種も無くして畑に芽生えさせ、そしてむしろ、種は神が種なしで芽生えさせた畑から芽生えたことを、あなたは知らないのですか。神は雨が無くても木を成長させ、それぞれを別々に創造された後、その同じ力によって木の生命のために雨を創造したことを、あなたは 知らないのですか。それともあなたは、神は水をかけないで木を成長させることができないとお考えですか。あるいは、水が無ければ主は木を成長させることが できないと」、と言った。
「『使徒たちと諸王の歴史』第二巻(264)」http://ameblo.jp/ibn-ishaq/theme12-10056747315.html


進化論でもよく言われる、「鶏が先か卵が先か」と言う論争は、キリストが生まれる以前から決着が付いていたんですね。

何も無いところから有を生じせしめる。それこそが神の奇跡!


あえて言うなら、風水で整理整頓、掃除が推奨されるのは、神様からお借りしたものを、きれいに元通りにして、きちんとお返しする、と言う考えから出ているのかもしれないと。

この大地が神様の家の床だとしたら、無秩序に汚していいものでしょうか。

われわれ日本人は他人からちょっとハンカチを借りただけでも、洗濯して次の機会に返そうとするではないですか。

食器も使ったらきれいにして洗って片付ける、トイレも使ったらきれいにして元通りにしてお返しする。

風水は神様に対する儀礼の一つかもしれません。

でももちろん、心から神様を敬愛することが一番大切なんでしょうね。

世界(イラン)の最初の王たち

<古代イランの王>

カユーマルス(ガヨーマルタン)
スヤーマク
フーシャング
タフムーラス
ヤマ(聖王イマ)


ジャユーマートからオーシャハンジまで
> ジャユーマート(カユーマルス)はアーダムであるとするペルシャの学者によれば、ジャユーマートには息子のマシーが生まれ、彼は妹のマシュヤーナと結婚した。彼女は彼に息子のスィヤーマクと、娘のスィヤーミーを儲けた。スィーヤーマク・イブン・マシー・イブン・ジャユーマートには、息子のアフラワーク、ディース、バラースフ、アジワブ、娘のアフリー、ダーズィー、バリー、アウラーシィーが生まれた。彼ら全員の母はスィヤーミー、彼らの父の妹だった。
 ※フェルドゥースィーの『シャーナーメ』によれば、スィヤーマクはカユーマルスの息子。
http://ameblo.jp/ibn-ishaq/entry-11490040238.html

カユーマルス(کیومرث)は、フェルドウスィー叙事詩シャー・ナーメ』におけるペルシア初代の王である。ゾロアスター教聖典アヴェスター』に登場するガヨー・マラタンパフラヴィー語文献における原初の人間ガヨーマルト)が、そのモデルとなっている。

>カユーマルスは物語の最初に登場する。ペルシアに文化をもたらし、邪神アフリーマンと戦う。の皮の服を着ており、あらゆる人間や動物が彼に祈りを捧げていた。

彼はアダムじゃないような気がする。

>アフリーマンの息子に愛息スィヤーマクを殺されるが、その息子フーシャングが敵討ちを遂げるのを見届け、カユーマルスは30年の在位を終えて没する。

アダムの息子アベルは殺されて子孫も残せなかった。
だからその代替えとしてセツが生まれたのだし。


>ガヨーマルトGayōmart)はイラン神話に登場する最初の人間。名前は「死につつある命」の意。「ガヨーマルト」とはパフラヴィー語の文献にみえる名前であり、ゾロアスター教の聖典『アヴェスター』では「ガヨー・マルタン」、『シャー・ナーメ』では「カユーマルス」と呼ばれている。

>アフラ・マズダーが地上を創造したとき、ガヨーマルトも生み出された。

>その体は金属でできており、3000年もの間霊体として存在し、若者の姿となって30年間生活していた。

>悪神アンラ・マンユは地上を攻撃し、動植物を滅ぼし、ガヨーマルトも毒を盛って倒した。


え、体金属なのに、毒で死ぬんですか?

「死につつある命」と言う名前なんですから、ロボットとは違い、定命の生命体だったのでしょうが・・・


>最期の刻、ガヨーマルトの体から精液が放たれ、スプンタ・アールマティの胎内に入り、それから40年が経った。

イシスとオシリスの話に似ていますね。

>するとそこから潅木の木が生えて男女の形に変わり、人類の祖となる男マシュヤグと女マシュヤーナグが生まれた。

>一緒に殺された牡牛の精液からも、さまざまな穀物薬草が生まれた。ガヨーマルトの死体は7種類の金属になった。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AC%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%83%88


これ、盤古神話と同じで原初の人類の死体から万物が生成された、というパターンですね。
金属に変じる、と言うのが珍しく思えます。


スィヤーマクの娘アフリーは、兄のアフラワークにホーシャンク(フーシャング)・ペーシュダード王を 儲けた。支配者として祖父ジャユーマートを継いだのが彼で、彼は七つの邦すべてを支配した最初の支配者だった。インシャアッラー、我われは彼の時代に至っ たとき、その歴史に言及しよう。ある学者は、このオーシャハンジ(フーシャング)はアーダムの腰によるエバの子供と考えている。

 ※『シャーナーメ』によれば、フーシャングはスィヤーマクの息子、悪魔アフリーマンの息子と戦って殺された父に代わって王位を継承した。

マシュヤグとマシュヤーナグMašyag,Mašyānag)>

>2人は共にガヨーマルトが地中に放出した精液によって生まれた兄妹であり、ガヨーマルトがアフリマンに殺されたので彼ら以外に人間はいなかった。

ここではスィヤーマクの存在が否定されている。
アダムの次子アベルはカインに殺されて子孫を作れなかったので無視されたのか・・・
しかしもし、殺される間際に地母神アールマティとの間に出来た子がアフリーとアフラワークだとしたら?
「悪魔アフリーマンの息子」とはカインという事になる。

イランの神話ではアダムは善悪の知識の木の実ではなく、毒麦を食べさせられて死んだことになっている。
(「孔雀天使」の項を参照。)

 >悪神アンラ・マンユは地上を攻撃し、動植物を滅ぼし、ガヨーマルトも毒を盛って倒した。


そして新しい人類始祖のカップルは植物として大地から生えてきました。(マヤ神話みたいです。)

>はじめに麻の形で地中から生まれ出て、後に人間の男女の形となったという。

>2人はしばらく婚姻を結ばずに暮らしていたが、93年6か月を過ぎない間に婚姻を結び、男と女で1組となる双子を7組産んだ。

>そのうちの1組である スヤーマグとナシャーグからフラワーグ、フラワーギーという兄妹が産まれ、この兄妹からホーシュヤングとゴーザグという兄妹が産まれる。

>この2人から ウィーワング兄妹が産まれ、この2人の子供がタクモールブ、ナレサフ、スピドユル、ジャム、ジャマグの5人である。

>7組の双子はそれぞれ共に生まれたもう 一方の異性をつがいとし、彼らの子孫からゲーティーグ界の人類の歴史が始まった。

>ホーシュヤングはアーリア人最初の王朝ペーシュダートを作り上げている。
>しかし彼らの子孫であるところの穢れのない人類は、アフリマンの襲撃を受け、悪と混合することとなった。


新約聖書を見ると、イエスも自身をよくオリーブの木やブドウの木に喩えました。

終末に滅ぼされる悪人たちを「毒麦」とも呼んでいますね。

聖樹信仰をしていたオリエントの人々を伝道しようとしてそのような喩えを話されたのでしょうか。


ある学者は、このオーシャハンジ(フーシャング)はアーダムの腰によるエバの子供と考えている。
> ヒシャーム・イブヌル・カルビー※は、我われが彼を典拠として聞いているところによれば、(ヒシャームは次のように伝えている)。


>「我われは――神が最 も御存知であるが――、地上を支配した最初の王は、オーシャハンジ・イブン・エベル・イブン・シェラ・イブン・アルパクシャド・イブン・セム・イブン・ノ ア※であると考えている。彼は続けた。

>「ペルシャ人は、彼はアーダムの死後、二百年生きたと主張している」。彼は続けた。

>「我われが聞いているところによ れば、この王はノアの後、二百年生きたが、ファールス(イラン)の人びとは、ノアの前のことには触れずに、彼はアーダムの後、二百年生きたとしている」。


ペルシャ人はどうもアダムからノアまでの歴史をすっ飛ばしているようです。

アダムとエバの子供はカイン、アベル、セツで、現代に至るまで子孫を残せたのは、セツだけという事になりますから。

アフラワークとアフリーの子供 ホーシャンクはぺーシュダード王だそうですからこの「ペーシュダード」が「ヤペテ」だとすればコーカソイドの王という事になって、イランの初代王としてつじつまが合うのです。

地上を支配した最初の王は、オーシャハンジ・イブン・エベル・イブン・シェラ・イブン・アルパクシャド・イブン・セム・イブン・ノ ア

しかし系図はノアの子セムの子アルパクシャデの子シェラの子エベルの子オーシャハンジ(フーシャング)という事になり、セム系ということになります。
 

<オーシャンハンジの支配>

彼らはまた、彼はインドに行き、広い範囲を行動したと伝えている。彼が政治を刷新して彼の統治が堅固に樹立されると、彼は頭に王冠を戴き、彼は王国を祖父のジャユーマートから継承し、反逆的な人間と悪魔(アフリーマン)を懲罰し復讐すると演説した。
 

> また彼らは、彼はイブリースとその軍隊を鎮圧し、人間と交わることを悪魔に禁止したと主張している。彼は白書に文書を書き記し、いかなる人間にも敵対す ることを禁じた契約を悪魔に強制した。悪魔がそのようなことをした場合、彼は悪魔を威圧した。彼は反逆した悪魔と多数の怨霊を殺した。
 

> 彼を恐れた悪魔たちは砂漠、山、辺境の峡谷に逃亡した。オーシャハンジはすべての邦を統治した。ジャユーマートの死から、オーシャハンジの誕生と支配までに二百三十六年が経過した。
 

> ペルシャ人はまた、イブリースと彼の軍隊はオーシャハンジの死に驚喜したと主張している。
>オーシャハンジの死により悪魔は、アーダムの子供たちの居住地に入り、山や谷から彼らのところに出て行くことができたからである。
 http://ameblo.jp/ibn-ishaq/entry-11783610461.html


















2016年5月16日月曜日

イラン神話に伝わるアダムとイブ



アフラ・マズダーの第六創造で造られた最初の人間ガヨーマルトは、暗黒の勢力によってあっさりと打倒されて死んだ(ちなみに、ガヨーマルトは、人間の姿で はなく、球形をしていたと伝わる)。しかし、彼の精液は大地に染み込み、三〇年後にそこから植物が生えてきて、やがて現在あるような人間の男女の姿をとっ た。これが、マシュヤグとマリュヤーナグ兄妹である。この兄妹は、当然予想されるように最近親婚を行い、息子スヤーマグをもうけた。その子がホーシャング で、七州の天下を支配し、アーリア人最初の王朝ペーシュダード王朝の祖となった。この王朝はタフムーラス、ジャムシードと続き、いったんは悪の勢力を地上 から駆逐して至福の王国を築いたものの、ジャムシードが次第に傲慢になり、王権の象徴フワルナフ(光輪)を失って、悪龍アジ・ダハーグに討たれた。
その後、この悪龍は、七州を一〇〇〇年間にわたって支配し、アーリア民族は塗炭の苦しみを味わった。だが、一〇〇〇年間が満了する日にジャムシードの末裔でペーシュダード王朝の正統後継者であるフレードーンが登場して、彼を討った。

同様の古代アーリア人の歴史は、イスラーム時代に成立した近世ペルシア語叙事詩『シャー・ナーメ』にも見られ、両者は大筋で一致するが、また、顕著な相違 も見出せる。例えば、最初の人間ガヨーマルト(近世ペルシア語ではカユーマルス)は、球形の異様な物体という設定では違和感があったのか、普通の王に書き 換えられている。また、マシュヤグとマシュヤーナグ兄妹の最近親婚は、イスラーム的には受け入れられなかったのか、『シャー・ナーメ』では言及さえされ ず、スヤーマグがカユーマルスの子とされ、世代が一つずつ繰り上げられている。
http://www.hunterslog.net/dragonology/world/iran/Shahnameh/01.html


ガヨーマルトGayōmart)はイラン神話に登場する最初の人間。名前は「死につつある命」の意。「ガヨーマルト」とはパフラヴィー語の文献にみえる名前であり、ゾロアスター教の聖典『アヴェスター』では「ガヨー・マルタン」、『シャー・ナーメ』では「カユーマルス」と呼ばれている。

>アフラ・マズダーが地上を創造したとき、ガヨーマルトも生み出された。その体は金属でできており、3000年もの間霊体として存在し、若者の姿となって30年間生活していた。悪神アンラ・マンユは地上を攻撃し、動植物を滅ぼし、ガヨーマルトも毒を盛って倒した。

>最期の刻、ガヨーマルトの体から精液が放たれ、スプンタ・アールマティの胎内に入り、それから40年が経った。するとそこから潅木の木が生えて男女の形に変わり、人類の祖となる男マシュヤグと女マシュヤーナグが生まれた。一緒に殺された牡牛の精液からも、さまざまな穀物薬草が生まれた。ガヨーマルトの死体は7種類の金属になった。



マシュヤグとマシュヤーナグMašyag,Mašyānag)は、ゾロアスター教文書に伝わる人類史初期の人間である。兄のマシュヤグと妹のマシュヤーナグのつがいであった。

概要

教祖ザラスシュトラと近しい人物だったとされるジャーマースプがザラスシュトラから伝えられた教えを記した『アヤードガーリー・ジャーマースピーグ』(Ayādgār ī ǰāmāspīg)などに言及されている。
2人は共にガヨーマルトが地中に放出した精液によって生まれた兄妹であり、ガヨーマルトがアフリマンに殺されたので彼ら以外に人間はいなかった。はじめに麻の形で地中から生まれ出て、後に人間の男女の形となったという。
2人はしばらく婚姻を結ばずに暮らしていたが、93年6か月を過ぎない間に婚姻を結び、男と女で1組となる双子を7組産んだ。そのうちの1組である スヤーマグとナシャーグからフラワーグ、フラワーギーという兄妹が産まれ、この兄妹からホーシュヤングとゴーザグという兄妹が産まれる。この2人から ウィーワング兄妹が産まれ、この2人の子供がタクモールブ、ナレサフ、スピドユル、ジャム、ジャマグの5人である。7組の双子はそれぞれ共に生まれたもう 一方の異性をつがいとし、彼らの子孫からゲーティーグ界の人類の歴史が始まった。ホーシュヤングはアーリア人最初の王朝ペーシュダートを作り上げている。

イランとメソポタミアのクマルビ神話

<フリ起源のクマルビ神話>

>最初に天上で王であったアラルは9 年後にアヌにその座を奪われる。しかしアラルの血を受け継ぐクマルビがそのまた9年後にアヌに戦をしかけ、勝利する。クマルビは逃げるアヌを追って、彼の性器に噛み付き、精液を飲み込む。それによってクマルビはアヌの呪いのかかった神を妊娠し、嵐の神を産む。嵐の神はクマルビに戦いの準備をし嵐の神が勝利した。その後クマルビが岩と契りを結び、息子ウルリクンミをもうけた。クマルビは全身が岩でできたこの息子に嵐の神への復讐を託す。彼は日増しに成長して嵐の神を脅かすようになり、嵐の神は苦戦を重ねる。最後には知恵の神エアの助けをかりて、嵐の神がウルリクンミに勝利し、その覇権が確立した。

http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=244954

このクマルビの神話が、ギリシャ神話のクロノスとウラノスの話にそっくりなんです。
http://homepage2.nifty.com/delphica/orient/kumarubiandgreece.html


>「ザームヤズド・ヤシュト」 に詳しく書かれています。このヤシュトでは、誰がこのカウィの光輪を持って いたか、という記述が続きますので、結果的に、このヤシュトは古代イランの 歴史の要約になっています。
>このヤシュトに登場する王は次の通りです。
 
>ハオシュヤンハ・パラザータ(ベーシュダート朝の祖)
>タクマ・ルピ       (ベーシュダート朝の二祖)
>イマ           (ベーシュダート朝第1期最後の王)
>スラエータオナ      (ベーシュダート朝の再興者)
>クルサースパ       (ベーシュダート朝の再々興者) 
 
>カワータ,アピウォフ,ウサザン,
>アルシャン,ピシナフ,ブヤルシャン,
>スヤーワルシャン     (いずれもカウィ朝の王)
>ハオスラワフ       (カウィ朝中興の祖)

>なお、スラエータオナは「ダハーカ竜」を倒した勇者としても知られます。
 http://www.ffortune.net/symbol/sinwa/zoro/zor11.htm


このクマルビと、タクマ・ルビが同一人物と見られる。

またイランのタフムーラス王とも。

タフムーラスは、ペルシア叙事詩シャー・ナーメ』に登場する、古代イランの第3代目の王である。フーシャング王の子で、ジャムシード(『アヴェスター』における聖王イマ)の父とされる。また悪魔の束縛者であり、アフリーマンに騎乗して、世界中を駆け巡ったという伝説の持主である。
『シャー・ナーメ』によるとタフムーラス王は30年間王位にあり、その間に野生の動物を捕らえて訓練し、戦いに用いることを初めて行った。

> ところで、タフムーラスがアフリーマンに乗ったという伝説には続きがある。王は恐怖心を感じないことによってアフリーマンを支配し続けたが、それを 知ったアフリーマンは王妃に自分を解放してくれるように頼み込んだ。そうとは知らずタフムーラスは王妃に、アフリーマンに乗っているとき、エルブルス山を通りかかると不安になる、と話してしまった。王妃はすぐにこのことを伝えたので、アフリーマンはこれを利用して王を傷つけたという。

>より古い伝説では、イランの王タクマ・ウルパはアグラマニシュ(アフリーマン)をの形にして騎馬としたが、30年後に馬に喰い殺されたという。


タクマ・ウルパ=タフムーラス=クマルビですね。

 そして彼の岩の息子ウルリクンミは最終的には嵐の神テシュブに敗れます。
http://www.toroia.info/dict/index.php?cmd=read&page=%E3%83%88%E3%83%AB%E3%82%B3%2F%E3%82%A6%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%82%AF%E3%83%A0%E3%83%9F


アヴェスター

<アフラマズダーの描写>

実体
> アフラ・マズダーが実体と考えられているのは、全てのものの第一原因であり、永遠であるとされているからです。

>中世のゾロアスター教神学では、オフルマズドは過去・未来にわたって永劫であり、原因の原因であり、
>自身は原因を必要としない存在であると説き、全存在の根本的原因であるとしたのです。
> ゾロアスター自身、アフラ・マズダーを「始元にして終末にましますもの」と称しています。


>完善者
> 全ての善きものはアフラ・マズダーに発し、その王国は善の完成です。
>アフラ・マズダーは最も善きものであり、全ての善きものが備わっているが、悪しきものは何ら存在しないのです。
>それゆえ至上神として崇められます。
>善と悪を峻別し、相矛盾する敵対関係にあるとするのが、ゾロアスター教の真髄です。
 http://plaza.rakuten.co.jp/hyakkiyakou/35002/


これ・・・旧約聖書の神ヤハウェの描写にそっくりじゃない?!

>「私は在ってある神」
>「私はアルファでありオメガである」

創造主 絶対善の神 唯一無二永遠の神 真の神 全能の神 約束は必ず遂行する神

聖書作者がアヴェスターから朴ったのかっていうほど^^;


聖書が編纂されたのはバビロン捕囚のころだっけ。

ソロモン王の母であるバテシバはヒッタイトのゾロアスター教の神殿の巫女だったと言う話がある。つまりイラン人ね。白人だったから美人だったんだろうか。ダビデ王一目ぼれだったものね。

ユダヤ教がゾロアスター教の影響を受けているのは間違いない。

ソロモンはおかげで異教の女性といっぱい結婚して背教したせいで国が乱れて王国は滅亡しちゃうのよ。

だってつながっているんだもの。イランとメソポタミアの神々って。








ユダヤ教やイスラム教以前の世界

一神教の神が唯一神として名乗りを上げる以前の時代、人は何を信仰していたんだろう?と言う疑問から始まり、風水ってアニミズムなんだなーそしてやはり起源はオリエント!

アダムとイブの話ってあまり無いのよね。

つまり神様が最初の男女を作って、そこから人類が広がって言った、と言う話。
洪水神話なら世界中に見られるのにね。

日本神話のイザナギイザナミとインド神話のヤマとヤミーくらいか?

オリエントでは自然信仰が発展してゾロアスター教が生まれるんだけど最高神は光の神アフラマズダ。次に尊い神々としてアムシャスプンタ、ヤシュト(ヤザダ)がいる。

大地の神はザムというんだけど名前がドゥムジに似ている。

<ザム>
ゾロアスター教の神話伝承におけるヤザタのひとつ。大地神。
>大地と自然現象を神格化。
>一ヶ月30日にわりあてられる特定の神霊で、28日にわりあてられ、対応する讃歌のヤシュト書はザームヤズド・ヤシュト。

>大地(ザム)を称賛するとされる「ザームヤズド・ヤシュト」では、光輪(クワルナフ)の偉業を記述しているが、 ゾロアスター教では「光輪を保持するものが大地を支配する」とするらしい。
>このヤシュト冒頭で、ハラティー岳、ザルザザ山など多くの山の名が列記されている。

http://www.jiten.info/dic/iran/zamu.html

クワルナフというのはカウィの光輪といってよくアッシリアのレリーフでヒゲもじゃの神が手に持っているわっかのこと。
王権をあらわすのだそう。

<カウィの光>

>カウィの光輪(クワルナフ)はアフラマズダが造ったもので、それは大地の支 配者の証とされ、歴代の王はアフラマズダよりこれを受け取るとされました。
 http://www.ffortune.net/symbol/sinwa/zoro/zor11.htm


< フラワシ>
>フラワシは先に「精霊」と書きましたが、ある意味では祖霊に近い存在とも考 えられます。それは1年の最後の10日間に特別にフラワシを祀る期間(ハマ スパスマエーダヤの祭典)があり、この期間には各々の家に縁の深いフラワシ が集団でやってくるとされ、火をたいて迎える習慣があったことなどから伺え ます。(日本のお盆の行事とも関連??)
>しかし、フラワシはまるっきり祖霊というわけでもなく、天・地・水・動物・ 植物等すべての存在にフラワシが宿るとされていました。そしてフラワシの宿 るものは善なる存在、やどってないのが悪なる存在とされました。そしてこの フラワシこそが人々をアフラマズダに勧誘する存在であり、人間が生まれた時 にはその者の心の一部となり、死ぬと天国に戻ると考えられました。そして、 自分の縁者が苦しんでいる時は、彼等を助けに来るとされたのです。その意味 でフラワシはむしろ「魂」と呼ぶべき存在かも知れません。


これ・・・日本の神道にそっくりだなあ・・・?

自然に宿る、神の霊、ね。


>フラワシの話は「フラワルディーン・ヤシュト」に書かれています。記述を拾 ってみます。
 
>・フラワシにより川が湖にそそぎ、そのそばで植物が生育し、風が吹き雲が来る
>・フラワシにより女は安らかに知恵のある良い子供を生む。
>・フラワシにより太陽や月や星はその道を行く。
>・多くを持ってくる者、呼べば来てくれる者、戦闘において呼ばれるべき者
>・力強く行為する者、上手に行為する者、元気に行為する者、雄々しく行為する者
>・呼ぶ者に勝利を与える者、望む者に恩恵を与える者、病む者に健康を与える者
>・フラワシは99,999柱いる。


日本神話の八百万の神と似ていますが、
このへんが「風水」の原型かも。

> フラワシの宿 るものは善なる存在、やどってないのが悪なる存在

・・・・・・。

 <八方位と五行>

> ☆7つの州  ゾロアスター教の世界観では、世界は7つの地方に分かれると考え  られていました。
 
> ・西  アルザヒー
> ・東  サワヒー
> ・南東 フラダザフシュー
> ・南西 ウィダザフシュー
> ・北西 ウォルバルシュティホ
> ・北東 ウォルジャルシュティ
> ・中央 クワニラサ

> ここで、北と南がないのが面白いですね。イランで北といえば  カスピ海、南にはペルシャ湾・オマーン湾が広がります。海  だからそこで切れていたのでしょうか??

> ☆五つの動物  ヤシュトの中には、動物を5つにわける考え方が出てきます。  むろん、中国の五行での分類とは規準が全く異なります。
 
> ・水中のもの
> ・地中のもの
> ・空中のもの
> ・地表を駆けるもの
> ・草をはむもの


五行の思想はインドの方が古いですね。

>ヴァーストゥ・シャーストラの思想によると、自然は地(ブーミ भूमि)、水(ジャラ जल)、火(アグニ अग्नि)、風(=空気:ヴァーユ वायु)、 (:アーカーシャ आकाश)という五つの要素(五大)で構成され、自然状態ではそれらのバランスが取れているとされる。他方、人工的なものはそのバランスが崩され副作用を起こすため、ヴァーストゥ・シャーストラでバランスを取る必要があると考えられている。なお、五大という考え方自体は古代インド思想であり、のちに仏教の思想体系に取り込まれ、仏教思想として日本を含む東アジア一帯に広まっている。身近な例としては、主に供養塔・墓塔として使われている五輪塔がある。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%A5%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%A9







神話に出てくる人物名(インドーイラン)

Arenawacz :
(アルナワーズ)別名 エレナヴァーク
悪龍アジダハーカに幽閉されていたジャムシード王の姫君。インド神話の金星の神「Aruna」が語源らしい。
これはヨーロッパにいって、“Eleanor”(光、慈悲という意味)になった。

Sahanhawacz:
シャハルナーズ) 
これも 悪龍アジダハーカに幽閉されていたジャムシード王の姫君の名前でアルナワーズとは姉妹。シャハルというのはヘブライ語の「シャヘル」(光、昼と言う意味)と関連があると思う。

シャヘル (Shahar) は、カナン神話英語版ウガリット神話)における曙(明けの明星)の神。黄昏(宵の明星)の神シャレム英語版[注釈 1]とは対になる神とされる。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%98%E3%83%AB

明けの明星と宵の明星は、ペルシアの太陽崇拝でも、「松明を持つ双子」として有名であり、一人は松明を上に向けて持ち、もうひとりは松明を下に向けて持っていた
 http://web.kyoto-inet.or.jp/people/tiakio/antiGM/lucifer.html
 
この二つの名は対になっていて、それぞれ宵の明星・明けの明星を意味する。


うーん それじゃ「ワーズ(ヴァーク)」ってなんだろう?
「Aruna」というのは「紅い」と言う意味もあるのだ。


このお姫様の父親であるジャムシード(Jamshid)は「栄光あるイェマ王」と言う意味でインド神話のヤマ王に当たる。イランでは発音が「イマ」王になるんです。そう、日本でもおなじみの閻魔大王はこの人。

本来はインドイラン共通時代にまで遡る古い神格で、アヴェスターの聖王イマ(ペルシア語でジャムシード)や北欧神話のユミルと同起源である[5][6]
リグ・ヴェーダ』では人間の祖ともされ、ヤマとその妹ヤミーが兄弟姉妹婚により最初の人類が生まれ、人間で最初の死者となったゆえに死者の国の王となった[1]。虚空のはるか奥に住むという。インドでは、古くは生前によい行いをした人は天界にあるヤマの国に行くとされた[1]

ウィーデーウ・ダート』では、「アフラ・マズダーが最初に語りかけた人間は誰なのか」と尋ねるザラスシュトラに、 アスラ・マズダーはイマだと答えている。その時イマは「教えを広めよ」という神の言葉を「自分はそのために創造されたのではない」として拒否する。しか し、宣教をしないのならアスラ・マズダーの庶類を繁栄させよ、という言葉には従い、神から王権を象徴する黄金の矢と黄金で飾られた鞭を与えられた[1]

『アルドウィー=スール・ヤシュト』によれば、アナーヒターを祀り、ダエーワや人間たちを統べる最高の支配者となって富や繁栄を得るという願いを叶えられたという[2]。 彼にはまた「カウィの光輪」がアフラ・マズダーから与えられており、その治世においては食物や飲み物が不足せず、人間も獣も死なず、水も植物も枯れることがなかったという。さらには暑さや寒さ、老いによる死、ダエーワがもたらす嫉妬に人々が苦しめられることもなかった[3]


サンハワークとアルナワークという2人の娘がいたが、悪竜アジ・ダハーカの手に落ちてしまい、アースヴヤの息子スラエータオナ(フェリドゥーン)はアナーヒターに彼女たちを救出できるように祈願した


サンハワーク=シャハルワーズ アルナワーク=アルナワーズですね。

さっきまで調べていたのですが「Vacz」の意味が分かりました。

ワードの語源ですね
ヴァーチェ=言葉の神
例えば「サラスヴァティー」の“ヴァティー”って言葉を意味するんです。
水の女神サラスヴァティーはヴィーナという楽器を持って水のせせらぎを奏でます。
イランでは「ハラフワティー」と発音します。水の女神、アナーヒターのことです。

つまり、それぞれ「宵の明星のささやき」 「明けの明星のささやき」と言う意味になります。(なんてロマンティック!)
 
















2016年5月15日日曜日

資料:世界樹その他オリエント神話

日本の神道は、「鹿」を神獣とし尊ぶ 平安時代には律令によって鹿を殺傷したる者は死刑に処されたほどである 事に、鹿島神宮、香取神宮、春日大社、厳島神社などは特に有名である
大陸の古代の騎馬民族(遊牧民族)に鹿をトーテムとし、神の使いとして尊んでいた民族「扶余」が有った事は有名である。扶余とは、ふよ、プヨと読み「鹿」を意味する

中国の史書によると、夫余(扶余)の言語は高句麗と同じとされ、沃沮(よくそ)と濊(わい、後の濊貊=わいはく)もほぼ同じとされる。 (BC.3世紀) 扶余系狛族が主力となって高句麗が成立したと思われる
濊(わい)族がこれら種族の元で、連合体を形成し、その中の扶余が王族を出した主要種族と考えられている
その為、これら4種族を、「濊系種族」または「夫余系種族」と呼ぶ。
扶余は、高句麗と扶余国の2国家を持ったが、?貊と沃沮は酋長分立状態で統一国家を持たなかった。 扶余は幾度も分裂・遷移しており、東扶余国はAD.494に滅亡。 北扶余は唐代まで存在したようである
 

高句麗は、扶余王の私生児朱蒙が建てた国である。 百済は、高句麗の始祖朱蒙の後妻の子である沸流(フル)温祚(オンジュ)が高句麗から南下し、建国したことから始まっている。 百済は一時期「南扶余」を国号としており、王族名は扶余氏で、首都も扶余だった。
扶余の王冠には、あの世界樹がデザインされている 七枝の樹である
 

また新羅初期の王冠にも同じく七枝の樹のデザインが見える 
新羅の初期は丹波(タバナ国と記述)付近から来た出雲王朝系の王族もあったと見られていて三家が交代で王を出した やがて出雲系とみられる王家は日本に帰ったとされている
時代が下るにつれ、九枝になったり、更に多枝化して次第に崩れていく

シュメールの七枝の世界樹(生命の樹)の思想は、世界中で見られる 北欧~オリエント~インディオ、ベラルーシのタタール族、アルタイ神話~ボルネオ・スマトラ・インド・中国・日本に至るまで世界各地で見られる
 

同様に世界中で見られる逸話としては龍退治の伝説がある これもまた、シュメール・ヒッタイトの神話が世界中に伝播したものと考えられており、原型の多頭(7頭~9頭)の龍又は蛇を退治する神話は、なぜか日本に原型に一番近い神話が残っている
 

2つの事実から、シュメールを発端とする、文明が世界に多大な影響を与えた事が良くわかる
因みに世界樹(生命の樹)は、聖書にも登場する
 

生命の樹は、旧約聖書の創世記(2章9節以降)にエデンの園の中央に植えられた木である。(セフィロトの樹は「生命の樹」と同じと解釈される) 
一緒に生えていたのが「知恵の樹」であり、その実を食べた為、アダムとエヴァは楽園を追放される
 

また『新約聖書』「ヨハネの黙示録」(第22章1-3節)
 

御使また水晶のごとく透徹れる生命の水の河を我に見せたり。 この河は神の小羊との御座より出でて都の大路の真中を流る。 河の左右に「生命の樹」ありて十二種の実を結び、その実は月毎に生じ、その樹の葉は諸国の民をいやすなり。
 

シュメール神話に登場する7人の半神半人(精霊?『七賢聖』)=アプカルルの初代はアダパ。 
アプカルル達は生命の樹とともに描かれるが、アダパとアダムには関連があるとする

生命の樹はユダヤにおいて、7枝の燭台(メノラー)に対応し、イスラエルの国璽にもなっている ユダヤ教のシンボルなのである  燭台はキリスト教でも重要なシンボルであり、エンリル神=ミトラ神の光に由来する
 

シュメール語の解読では第一人者のシッチンの分析では 牡牛神ハル(エンリル)とキ(蛇神)のレリーフにある7枝の世界樹が元だとする
 

エンリルは、太陽神アンの息子で牛の角を持つ主神 
その性格は、太陽神であり、風神(戦神)であり、救世主である
 

太陽神の性格が、アポロン、キリスト、アフラ=マズダ天照大神の元と言われ、牛の角を持つ風神(戦神)の性格が、ヘラクレス、スサノオミコト(ヤマトタケル)の元と言われ、救世主(マイトレーヤ)の性格が、キリストや弥勒菩薩になったとされる
 

バビロニアやギリシアではヘルメスが持つ蛇が巻き付いた杖になり、聖書ではモーセの持つ杖で蛇に変わるとされた これがユダヤの三種の神器の一つであり、元はシュメールの世界樹である

世界樹は、ユダヤが元と思われがちだが、実はシュメールである
 

大洪水以前のシュメールの7王とそれに使えた七賢聖と呼ばれる7人の半神半人とともに世界樹は描かれる
 

アッカド語でアプカルル、シュメール語ではアブガルは、シュメール神話に登場する7人の半神半人(精霊?『七賢聖』とも書かれてある)のことであり、エンキもしくはエア(アッカド版)が人間に文明をあたえるために創造したと伝えられる。
 

アプカルルは、半魚人であったり、ケルビムの元と思われる羽のある半神半人、グリフォンで描かれる
 

シュメール文明を受け継いだバビロニアではオアンネスとも呼ばれる半漁人の伝説があるがシュメールのそれを受け継いだものであるが、バビロニアでは鳥の姿をした半神半人が多くなり、これが聖櫃のケルビムの元と思われる

「生命の樹」......早くも来たか!
 

生命の樹と言えば、ユダヤのカバラの奥義で秘数術の要だが 世界的に信じられた世界観でもあり、曼荼羅にもなった「 「世界樹」ともいい、インドやマヤでも盛んに用いられ、タロットや占星術にも通じる
 

「11」…天と地の結合や生命の誕生など、新しい何かが生まれ出ることを意味する。 「22」…この世を支配するすべての空間と時間を意味する。 「11」+「22」=「33」 「33」とは、イエス・キリストが十字架で死を迎えて、3日後に復活を果たした年齢である。 「十字架」=「生命の樹」 「33」=「3+3」=「6」となり、「6」=「人間の数理・この世の数理」 =六芒星 「7」=「神の数理」


三種の神器=生命の樹=【愛と勇気と希望~♪】=【愛=宇宙=神】 【幕末新撰組異聞】八番組長 梨音
[ 2 ]
【幕末新撰組異聞】...
9/23 11:01
うわー(笑)いきなり、そこ行った~w ^^それ、謎解きの中でもかなり、難問な課題w それ研究してる方いますね^^私も、びっくりした んですよ^^その研究してる人のシリーズいくつか 読んで^^; だってNEOって書いてあるんだもん^^;私たちが 体験から、宇宙人さんから言われた事が、かなり シンクロしていて・・・・・ああ、この人たちもNEOか ・・・wと(笑)他にもたくさんいるんですよ^^ 全部違う、全く自然発生した同じ仲間なんです^^; 共通点は、エンターテイメント。そっからはずれてる ネオは、たとえ名前を冠していても、にせものでした^^;
聖櫃(せいひつ:アーク)と御神輿(おみこし)ですかねぇ
聖櫃とは、ユダヤの三種の神器の一つで、モーセの十戒を刻んだ粘土板を入れていた箱で、移動するために金輪に棒を差していた黄金の箱である それすなわち、キリスト教の神器にもなるわけで
1981年ハリソンフォードの映画「レイダース 失われたアーク」のヒットで日本でも一躍知られるようになった
エジプトの王シシャクはエルサレムに攻め上り、主の神殿と王宮の宝物を奪い取った。 彼はすべてを奪い、ソロモンが作った金の盾も奪い取った。 - 歴代誌下 12:9-
以上のように聖書に記述されており、紀元前929年のエジプトによるエルサレム侵攻と思われるが、エジプトには無く行方不明である その為、世界中のキリスト教徒とユダヤ教徒が探している
聖書にはその形状の詳細な記述がある - 出エジプト記 25:10-22
サイズは112×68×68cm。 アカシヤで造られ、金箔で内側、外側を覆われているという。
聖書記述から幾度も想像図や模型が作られたが、だいたい画像の通りである
ところが、日本にはよく知られて居るように、それに良く似たものがある そう、御神輿(おみこし)
一対の羽の生えたケルビムに対して、御輿は鳳凰。本来鳳凰は一対である 御輿は日吉大社の御輿が最初と言われ、そこから全国に伝わったとされる 日吉大社は信長に比叡山とともに焼かれ、豊臣秀吉が再興した その為、ここにある日本最古の御輿は、安土桃山時代のモノであるが、現在の御輿と同様のデザインで金箔をあしらっている
日本のお神輿(おみこし)は、聖櫃(アーク)と形・大きさ・棒で担ぐ担ぎ方、棒の位置などそっくり...
聖櫃は幕屋(まくや)と呼ばれる移動式仮設の神殿の間を移動したと言われる 実は日本の神社は、幕屋と構造がうり二つなのである


http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:TkbOzfGgQp4J:group.ameba.jp/thread/detail/-jEQTM_Yq_8S/cf407805-5ee3-4fdf-a458-a8b160ef70fb/+&cd=7&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&client=firefox-b

マラク・ターウース(孔雀天使)

イドリースさんは神様に祈ったら悠々自適のニート生活を満喫したあげく、天使ガブリエルに教わって占いの先生になってしまいましたが、この孔雀天使さんは

>神とともにアダムを作ったが、アダムが楽園を享受し何もしないため神からアダムを唆すことを許され、アダムに禁断の麦を食べさせた。

のだそうです。(麦って何だ)


優しくない!全然ニートに優しくない!天使なのにぃ・・・・!

一神教であるヤズィーディー教の七大天使の一人であり、神ではないが重要な信仰対象となっている[1]アダムにひれ伏すことを拒んだとされる点がクルアーンに記されたシャイターン(悪魔)に似ていることから、イスラム教徒からは悪魔とみなされることが多かった。



悪魔だよ!!()




アダムは神の息子だよ?!人類始祖だよ?楽園って何もしないで享受するためにあるんじゃないのかあくせく働いたら楽園じゃないじゃん


法則が生み出すリズム・大地の学問

Geomancy(土のお告げ)は「Earth Divination」ともいいますがこれは直訳すると「地球に働く神」「大地の神の働き」とも言います。

>ジオマンシーはギリシア語geōmanteía に由来し、「大地による予言」を意味する。これは、アラビア語‛ilm al-raml(砂の科学)を翻訳したものである。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%BC

> ジオマンシーは中東のアラブ世界で理論付けされたが、文献がないため詳細は不明である。それぞれの形の名称は、ペルシャ起源を除いてアラビア語起源である。

多分天使ガブリエルの話も口伝という形で伝わって来て、文書に書き写してさらに研究して考察を加える、というようなことはやってこなかったのかもしれません。

記録して考察を加え、理論体系を打ち立てたのはインド人やシナ人によるものだったのでしょう。

錬金術の文書ではインドがジオマンシーの起源だということが示唆されているが、Skinnerはこれをありそうにもないことと考えている[2]。アラブ商人の交易域が拡大することで文化や知識のやり取りがあったことから、アラブあるいはイスラムで発生したと考えられる。

> これらの占いはアラブ世界での占いに基づくか同時に発展した。二進法の使用はアフリカの平原の文化によく見られる特徴である

現代のアラブ世界は厳格な一神教の世界ですから、多神教や占いなどの異教にまつわる文化は排除されていますので、想像もつかないのですが、AD50年以前のイスラム教以前では、アラブの人々は多神教を信じていました。モーセの時代にユダヤ教によって滅ぼされたカナンの異教の神なども崇拝されていました。アッラーを信仰する以前は、自然信仰、そこから派生した精霊(ジン)などや異国の神を信じていたりしていたのです。

常識から考えれば、占いなどは禁止されて当然ではないかと思われるのですが、そこは預言者ムハンマドに神の言葉を伝えた天使ジブリール(ガブリエル)が教えた「土占い」ですからいやこれは「占い」じゃなくて、「砂の科学」だということにしてアラブ中に広まったのでしょう。


>あるアラビア語のヘルメス主義文書によると[6]イドリース(またはヘルメス・トリスメギストス)の夢枕に天使ジブリールが 現れたという。

>イドリースが教えを乞うと、ジブリールはジオマンシーの図形を描き始めた。何をしているのか訊ねると、ジブリールはイドリースにジオマン シーの技法を教えた。

>この秘密を守るため、彼はジオマンシーの本を書いたとされるインドの王 Ṭumṭum al-Hindi を捜し求めた。

>この本は秘密の仲間を通して Khalaf al-Barbarĩ の手に渡り、彼がマディーナまで赴き、預言者ムハンマド自身がイスラム教に変換した。

>占いの技法を知っていることを告白し、彼はイスラム以前の預言者もジオマンシーを知っていたと説明し、ジオマンシーを学ぶことで誰でも預言者が知っていることを知ることができるかもしれないとした。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%BC


に祈るとイド リースは容易に生きていける方法を教えられた。

注:彼がヘルメス・トリスメギストスだと言われている。

>イドリースは働くこともなく退屈に1日を過ごし、暇にまかせて砂に絵を描き始めた。

>すると見知らぬ人が現 れ、何をしているのかと訊ねた。

>イドリースはただ遊んでいるだけだと応えたが、相手はひどく真剣そうに見えると応じた。

>イドリースは疑い深くそれを否定し ようとしたが、相手はイドリースの描いている図形の意味の重大さを説明した。

>彼はイドリースに別の絵を描くよう命じ、イドリースが従うと再びその図形の意 味と重大さを説明した。

>2人はこれを続け、イドリースは16種類の図形を発見し理解することになった。

>その人物はイドリースにそれらの形の形成方法と解釈 方法を教え、通常の知覚だけでは知りえないことを知る方法を教えた。

>イドリースがジオマンシーを習得したことを確かめると、その人物は自分が天使ジブリールであることを明かすと姿を消した。

>イドリースは神と神のメッセンジャーに感謝し、誰にもその秘密を明かさなかった。

>彼が亡くなる前にジブリールが教えてくれた技法を記した本を書いた。


良いですね~イドリースってニートだったんじゃん!

神様に祈ったら働かずに生きていけて、退屈してたら占い師として生きていける術を教えられ、本も出しましたとさ。


> 古代の記録から、イドリースは預言者ダニエルまたはエノクとされている。これによりジオマンシーは神からの正統な贈り物という説明がなされ、さらに預言者の1人が実際にそれを行っていたのだという正統性が与えられた。しかし、イブン=ハルドゥーンMuqaddima などジオマンシーを否定する立場からは、それがイスラム以前の知識体系であり、コーランの啓示によってそのような認識論は過去のものになったとしている[8]
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%BC




風水ってつまり自然学だよね。

現在、ネットで調べると出てくる風水に関する最初の文献は「尚書周書」らしいです。

 http://kouhuku.hamazo.tv/e6321226.html

>中国では、風水は、地理、堪輿(かんよ。天と地の意味)とも呼ばれる。
風水の思想はそもそも、住居や墓、都市の配置の吉凶を判断するための知識と技術であった。
 http://fushigi-chikara.jp/fusui/3011/

>風水の起源について調べてみました。風水の名称は晋の郭璞の著作という『葬書』に・・
>「気乗風則散 界水則止 古人聚之使不散行之使有止 故謂之風水」気は風に乗れば則ち散り、水に界せられば則ち止る。
>古人はこれを聚めて散らせしめず、これを行かせて止るを有らしむ。
>故にこれを風水と謂うと定義されています。
>風水は中国で生まれた環境開運学です。
 http://fusui.uncre.net/index.php?%E9%A2%A8%E6%B0%B4%E3%81%AE%E8%B5%B7%E6%BA%90%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6

>気は風に乗ればたちまち散じ、
>水に界すれば即ち止まる

なんだか、カナン定着時代のアブラハム一族の事を思い出しました。
神に呼ばれて、カルデアのウルを出発し、水もない荒野を、井戸を掘りながら進み、
甥のロトの召使と水争いをおこしたり、家畜のために山地と低地(ソドムとゴモラ)に別れて住んだり・・・。

「気」って水に似てるな・・・龍脈を探す風水師ってダウジングして水脈を探り当て、井戸を掘る作業に似ている…

アブラハムもヤコブもモーセも、水の湧くところに民を導いていっている。牧畜にも農耕にも水は絶対必要だからね。


『書経』の古名が『尚書』で、中国最古の歴史書です。
>この『尚書』の周書には、

>周文王の次子で成王を補佐した周の周公旦(しゅうこうたん)が、
>召公(しょうこう)に命じて洛邑(河南省洛陽市)の地形地勢を視察させ
>洛邑の中で2か所優良な土地のどちらに宮城を造営し都にすべきかを、
>『卜宅(ぼくたく)』させたとあります。

>実際に都を移し、東周の時代を迎えたのがBC770年です。

>今から2785年以上前から、
>『卜宅』と称し土地を選ぶ術があったということは間違い無い様です。


秦や周の国は西方の遊牧民族の王朝だった、という説に従えば、イランの宗教や占いを受け継いでいたはずです。

イランの国教はゾロアスター教であり、古代ペルシャの王はたくさんのマギと呼ばれる占術師を抱えていました。

当時は墓を建てるにしても、宮殿を立てるにしても、彼らが逐一占い、最良の場所や方角を選び、その助言に従って王は決定しました。

一神教が生まれる以前の中近東はみな自然崇拝でした。インドのヒンズー教やイランのゾロアスター教も天体や炎、水、風、樹木や雷など自然物を神として拝んでいました。
我が国の神道もそうですね。

風水を英語でなんというか調べたところ、「Chinese Geomancy」 というのですが、そもそもこのgeomancy、土占いとか砂占いとか訳されて、ルーツはもともとはアラブの預言者イドリースに天使ガブリエルが教えたものだとか。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%BC

※イドリースというのはヘルメス・トリスメギトスの事とされています。また、旧約聖書のエノクの事だとも。

二進法にそった吉凶のしるしを読み解いていく、筮竹による占いと同じです。

私はフィリップKディックの「高い城の男」の舞台設定でどうしてみんな筮竹占いをして行動方針を決定しているんだろう、と不思議に思っていたのですが、なんてことはない、易占もメソポタミアが起源だったのですね。
しかもユダヤキリスト教でおなじみの天使ガブリエルが伝えたものだったとは!

天使ガブリエルは通信をつかさどる天使なのですが、そういえば筮竹ってアンテナみたいだよね。

このアンテナを手に持って、ダウジングみたいに宇宙の波動をキャッチするのかもね。


古代ペルシャなど


 ハカーマニシュ朝とその時代 
11月 24, 2012 in 
地域-西アジア, 知識-歴史 by admin 

紀元前550年、小王国アンシャンの第7代の王キュロス2世がメディア王国を滅ぼし、アケメネス朝を建国する。 
紀元前547年、キュロス2世がリュディア王国を滅ぼす。 
紀元前539年、キュロス2世が新バビロニア王国を滅ぼす。 
紀元前525年、カンビュセス2世がエジプトを併合しオリエントを統一する。 
紀元前521年、ダレイオス1世がパンジャーブ・シンドを征服する。 
紀元前520年、ダレイオス1世がペルセポリスの建設に着手。 
紀元前518年、ダレイオス1世がガンダーラを征服する。 

紀元前500年頃、ギリシアとの間で戦争を起こす。          ペルシア戦争(紀元前500年-紀元前449年) 
紀元前494年、イオニアの反乱を鎮圧。 
紀元前490年、ペルシア軍のギリシア遠征、マラトンの戦いでギリシアに敗れる。 
紀元前480年、クセルクセス1世によるギリシア侵攻          (テルモピュライの戦い、サラミスの海戦)。 
紀元前479年、プラタイアの戦いでギリシア連合軍に敗れ、クセルクセス1世によるギリシア侵攻は失敗。 
紀元前333年、ダレイオス3世、イッソスの戦いでアレクサンドロス3世に敗れる。 
紀元前333年、ダレイオス3世、ガウガメラの戦いでアレクサンドロス3世に敗れる。 
紀元前330年、ダレイオス3世、逃走中にバクトリアサトラップのベッソスに殺害され、アケメネス朝は滅亡。 
紀元前6世紀にファールス地方から当時の文明世界の大部を支配するハカーマニシュ朝(アケメネス朝、アカイメネス朝)が成立すると、この王朝の王であるダーラヤワウ1世(ダレイオス1世)は諸王の王を名乗った。
これはアッシリア王の称号の1つに由来し、ある特定の地域の王ではなく、広大な領域に住む幾多の異民族を支配する王、世界帝国の支配者であることを意識した称号であった。
以後グレコ・マケドニア系のセレウコス朝、セレウコス朝をイランから放逐したパルティア人のアルシャク朝(アルサケス朝)、そしてファールス地方から興ったサーサーン朝に至るまで、諸王の王を名乗る王朝がイラン世界で興亡を繰り返した。

ハカーマニシュ朝とその時代、メディアに従っていたアンシャン(ファールス)の王クル2世(キュロス2世)は、反乱を起こしてメディア王イシュトゥメグ(アスティアゲス)を破ってイラン高原の支配権を握り、前559年頃にハカーマニシュ朝を成立させた。

クル2世は更にリュディア、次いでバビロニアを征服した。
次のカンブージャ2世(カンビュセス2世)の時代にはエジプトからインダス川流域に至る大帝国が形成された。

アッシリア帝国やバビロニアの統治機構を倣ったハカーマニシュ朝では、広大な領域を統治するために高度な官僚制が整えられ、領土内に20以上の軍管区(サトラペイア)を設定した。

そしてそれぞれに総督(一般にギリシア語に由来するサトラップという名で知られている)が任じられたが、彼らを監視するために王の目、王の耳と呼ばれた監察官が活動した。
また首都としてペルセポリスと呼ばれる都市が築かれたが、実質的な政治の中心はエラムの中心都市スサであった。
また、王は一年の間にスサ、バビロン、エクバタナを移動したと伝えられる。
ハカーマニシュ朝はしばしばペルシア帝国と呼ばれるが、単純に「ペルシア人の国家」というわけではない。
ペルシア人は支配者として振舞ったが各地で征服された現地人の人口は圧倒的であり、またその中には長い歴史・伝統を持つ集団が数多く存在した。
メディア人はしばしばペルシア人と併置して呼ばれ、帝国の中枢部にいて支配者の栄誉を共有していた。
行政組織においては、豊かな経験を持つエラム人が多用されていた。
行政文書や事務書類にエラム語が多用されていることがこれを端的に示す。
バビロニアでは征服以前の官僚達が引き続いて現地の政治行政を担当していたし、リュディアやエジプトでもその統治は現地人の有力者に強く依存していた。
このようにハカーマニシュ朝は長い伝統を持つ征服地の政治組織を温存し、その上に君臨した。
またハカーマニシュ朝時代にはゾロアスター教の教義体系、組織もかなりの程度整えられたと考えられる。
ザラスシュトラ(ゾロアスター)によって開かれたとされるこの宗教はこの時代以降、長い時間をかけてイラン世界の思想的な柱となっていった。

ハカーマニシュ朝は紀元前5世紀初頭のギリシアへの遠征(ペルシア戦争)においては一敗地にまみれ、対外的な拡大は一つの限界に達した。紀元前5世紀末頃には、相次ぐ分割相続と税負担増のために軍務を担ったペルシア人の封土所有者が没落し、帝国を支える軍の中心は傭兵へと移っていった。宮廷では慢性的な王位継承の争いが起きており、地方ではペルシア人の有力者やバビロニアやエジプト、リュディアなどの現地勢力による反乱が頻発した。歴代の王達はしかし、これらの反乱の鎮圧の脅威を抑えてその覇権を維持し続けた。この時代は王朝衰退の時代と言われているが、近年では再評価する動きもある。

ハカーマニシュ朝の支配は最終的には外敵の侵入に対する敗北によって失われた。
ダーラヤワウ3世(ダレイオス3世)の治世であった紀元前334年にマケドニア王国のアレクサンドロス大王がハカーマニシュ朝に対する遠征を開始した。
ダーラヤワウ3世はこれを迎え撃ったが、イッソスの戦い、次いでガウガメラの戦いで大敗し最後は部下の裏切りによって殺された(前330年)。
こうしてハカーマニシュ朝は短期間のうちに瓦解し、アレクサンドロスがハカーマニシュ朝の領域と統治機構を継承した。
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:HTg0JUXJioIJ:www.worldsyarch.com/achaemenid_empire_iran/+&cd=2&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&client=opera
※資料として保存したいので、元記事サイト消滅のためキャッシュからコピペしました。

ほんとこれ。

中国は風水発祥の地と言う割には、発展途上国だし、いまだに栄えてないのは何故で...

2013/9/715:49:43
中国は風水発祥の地と言う割には、発展途上国だし、いまだに栄えてないのは何故ですか?

風水という運が上がる事をしてきた歴史があるのなら、先進国みたいに世界トップクラスの大国になって
も良いと思うのですが。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11113076681


風水とかハマればハマるほどなんだか悪霊に惑わされてるような気がしないでもない。

一種のおまじない・迷信であることは確か と判じる無神論者とカルトの見解が似通っているのは決して偶然ではあるまいw

ものみの塔オンラインの公式見解↓

>イスラエルエジプトて,ついにカナン入っ西暦15世紀ごろは,両方おいありあらゆる種類占い広く行なわました。神モーセ通して,申命記 1814記録いる言葉語らました。「あなた立ち退かせるこれら国民は,魔術行なう占いするたち聴き従っある。しかし,あなた対して,あなたエホバそのようもの何一つお与えならなかった」。エジプトカナン行なわ様々占い起源は,古代バビロンありました。エホバ言語混乱で,バビロン住民土地散っいきましが,そのときバビロン占い心霊関係慣習携えいっです。―創世記 11:1‐9
>エホバイスラエル対して,諸国民慣行ある占い行なわないよう厳しく警告し,こう言わました。「あなたに,……占い頼る者,魔術行なう者,吉凶兆し求める者……などいけない。すべてこう行なうエホバとっ忌むべきものあり,これら忌むべき事柄ゆえにあなたエホバ彼らあなたから打ち払われるある」。(申命記 18:9‐12。レビ記 19:26,31)占い必ず処されることなっました。―出エジプト記 22:18。レビ記 20:27
http://wol.jw.org/ja/wol/d/r7/lp-j/102001889#h=8

さすが、カルトの中でも格式の高いものみの塔です!
風水の起源はバビロンです!
その歴史はバベルの塔建設にまでさかのぼり、シナの古代国家なんて目じゃありません!()
ついでに言えば、風水師は死刑です!

もう、いっそ清々しいほどでw


そもそもネットで「風水の起源」とか調べるとほとんどみんな「古代中国」って言っている。
ちょっと前は古代ペルシャ起源説もあったのに。
古代ペルシャの王様のお墓が、完全に風水の考え方で建設されていた、って言う記録があるのよ。
その記事がこの間まで載っていたのに、今はどこにも見当たらない。

史記に書かれている中国の古代国家の歴史がイランの古代国家の歴史をパクっているって言う説がネットで広がったせいで、矜持を傷つけられたシナ人が必死で火消しをした結果、今は見当たりません。























2016年5月14日土曜日

「義人にとっては光であるのに、罪人にとっては闇である。」

エノク書の第四一章8節です。

諏訪緑先生の「西の国の物語」の時代背景にあまりにも合致した聖句です。

このザールの物語は、もともとペルシャの英雄譚である「シャーナーメ」のある一場面から切り取られて作品化されたものです。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%8F%E3%83%BC%E3%82%AB

フェリドゥーンは、『シャー・ナーメ:王書』では暴君ザッハークを幽閉した英雄である。 

>最も有名な伝承が、邪竜アジ・ダハーカとの戦いである。女神アナーヒターの加護を受け、最終的にアジ・ダハーカを封印することに成功した[要出典]

>フェリドゥーンたちが出撃すると、美しい若者に姿を変えた天使が現れ、フェリドゥーンに魔法を解く方法を教えた。フェリドゥーンたちはバグダードからチグリス川を渡り、エルサレムにあるザッハークの城へと向かった。フェリドゥーンは仲間たちと共にエルサレムを攻め落としたが、ザッハークはインドにおり不在だった[16][17]。事態を知ったザッハークが悪魔と人間の混成軍を率いて戻ってくると、フェリドゥーンの軍勢は直ちに迎え撃った。

>(天使) ソルーシュの助言に従い、フェリドゥーンはザッハークの手足をライオンの皮で作った縄で縛り、ダマーヴァンド山の洞窟に幽閉して、さらに鉄の杭と鎖で動きを封じた。その後フェリドゥーンは500年間王位に就いた
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%AA%E3%83%89%E3%82%A5%E3%83%BC%E3%83%B3#.E3.80.8E.E3.82.B7.E3.83.A3.E3.83.BC.E3.83.BB.E3.83.8A.E3.83.BC.E3.83.A1.E3.80.8F

> フェリドゥーンは、ザッハークに囚われていた2人の姫・シャフルナーズとアルナワーズを王妃に迎えた。2人は、ザッハークに王位を奪われて殺されたイラン王ジャムシードの娘だった。フェリドゥーンが50歳を過ぎた時、シャフルナーズとの間に2人、アルナワーズとの間に1人の子供をもうける。

> その後フェリドゥーンは3人の王子たちの真実の心を試すため、に姿を変えて彼らの前に現れた。長男は戦いを避けるため逃げ出し、二男は勇気を振り絞って立ち向かおうとし、三男は思慮深く竜を説得しようとした。フェリドゥーンは元の姿に戻ると真実を明かし、長男にはサルム、二男にはトゥール、三男にはイーラジの名を与えた。

> フェリドゥーンはサルムにルームユーラシア大陸の西方を、トゥールにトゥーラーン中国を、イーラジにイランを 与え、それぞれの国を治めさせた。しかしイーラジを妬む2人の兄はこれを不公平と非難する声明をフェリドゥーンとイーラジに送り、フェリドゥーンはこれに 対して断固として立ち向かうことを表明した。フェリドゥーンはイーラジに身を守るよう助言するが、イーラジは兄たちへの信頼を捨てず、彼らに服従する道を 選んだ。

なるほど、「古代中国は白人が治めていた」というのはこういうことだったんですね。

サルㇺが受け継いだ「ルーム」というのはローマの事かと思ったのですが、トルコ地方の事だったんですね。

> その後、イーラジの娘とその夫との間に息子が生まれた。曾孫を見ることができないフェリドゥーンは神に祈った。するとフェリドゥーンの目は光を取り戻した。フェリドゥーンは、曾孫にマヌーチェフルの名を与え、風や陽射しから守るよう乳母や従者たちに命じた。

「西の国の物語」でザールをペルシャの武術大会に呼ぶのがこのマヌーチェフル王ですね。


 >マヌーチェフルが成長すると、サルムとトゥールは保身のためイランと和解することを考えた。そこで彼らは「マヌーチェフルを自分たちに送ってくれるなら自 分たちはマヌーチェフルに服従する」と財宝を持たせた使者に述べさせた。しかしフェリドゥーンは彼らの思惑を見抜き、逆に彼らをマヌーチェフルに討たせる 決意を固めた。そしてマヌーチェフルはその通り彼らを打ち取った。マヌーチェフルの勝利を見届けたフェリドゥーンは神に感謝し、曾孫に王位を譲ると、王と して守るべき教えを伝えた。

フェリードゥーンは息子をすべて失うんですね。何という不幸・・・。

> 戦いにも同行していた武将の1人、ナリーマン英語版家のサームに曾孫の後見を命じた。戦いで得た多くの財宝は戦いの功労者たちに分け与えた。

このサームが、「西の国」の主人公ザールのお父さんです。

> その後、フェリドゥーンは、俗世から身を引き、亡くなった3人の息子達の首を前にしては嘆き悲しむ日々を送った。間もなく、500年にわたって善政を敷いたフェリドゥーンは静かにその生涯を終えた

聖なる王だからと言って、幸せな一生を送るわけではないんですね…。
どうして人生には悲しみが付きまとうのでしょうか・・・
























イランの神話に魅せられて

私の好きなコミック作家さん諏訪緑先生の「西の国の物語」と「砂漠の花の物語」を先月また取り寄せて読んだ。

古代中国と古代ペルシャは諏訪先生の物語には繰り返し登場してくる国である。
「大唐西域記」、「うつほ草紙」、「ひすいの国」、「時の地平線」・・・

イラン神話と歴史書の「シャーナーメ」を下敷きに霊鳥と銀髪の英雄ザールの物語とヘブライの伝説から聖書でおなじみの預言者や天使のエピソードが絡み合う

表紙のイラストがまたすてきなんですね。
二冊とも繊細な唐草模様が美しい、第一巻はペルシャで高貴な色とされている黒を背景に霊鳥とたたずむ銀髪の青年に、第二巻はこれも清らかな白を背景に羽を広げる黒髪の天使ラファエル。

私もこの地域の太鼓の物語が大好きで、よく検索してみたりするのだが、人間離れしているペルシャの英雄もヘブライの預言者も、共に白い肌に精霊のような白い髪を持つという外見的特徴を持っているのだということに気付いた。

「ヨベル書」には大洪水を生き残ったノアが生まれた時の描写がある。

>旧約聖書の偽典の『ヨベル書』によれば、次のとおりである。 第12ヨベルの第7年周にエノクは天使ダネルとイエレドの姉妹の間にできた娘エダニと結婚し第12ヨベルの第7年周の第6年にメトシェラが生まれた。(後女子も生まれた。)
>第14ヨベルの第3年周の第1年にメトシェラは天使エズラエルとエノクの姉妹の間にできた娘エドナと結婚しレメクと娘が生まれた。
>なお同じく偽典『エノク書』には、エノクのもとにメトシェラがやってきて息子のレメクの息子のノアが肌が雪のように白く、バラより赤く髪は白羊毛より白く……天使の子に違いないと相談したとの記述がある。
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A1%E3%83%88%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%A9

第一〇六章

>01 しばらくして私の子メトセラは、その子ラメクに嫁をとってやったが、彼女は彼によって孕(はら)み、男子を出産した。
>02 彼の身体は雪のように白く、またバラの花のように赤く、頭髪、(ことに)頭のてっぺんの髪は羊毛のように白く、眼美しく、彼が眼をあけると、それは太陽のように家中をくまなく照らし、家全体がいよいよ明るくなった。
>03 彼は、産婆の手を離れて立ち上がると、口を開いて義の主を賛美した。
>04 父のラメクは、これに恐怖をおぼえて逃げ出し、父メトセラのところを訪ねた。
>05 彼は言った。「風変わりな子が生まれました。人間には似ても似つかず、天使たちの子に似ていて、とにかくつくりが尋常でなく、私たちとは違って眼はお天道さまの傘みたいで、顔はキラキラと光っております。
 http://www.geocities.jp/rikwhi/riko/enoch_syo.htm

 ペルシャの英雄ザールも、光の精霊の影響で白い髪をもって生まれ、その所為でジン(妖霊)の眷属ではないかと疑われ、エルブルズ山へと捨てられた。

この精霊、ジンというのは旧約に出てくる「神の子」と呼ばれるみ使いと同じ存在でしょう。

この時代のペルシャ・イラン地方はゾロアスター教でしたから善悪二元論で 光の精霊=善神 闇の精霊=悪魔 と区別されていました。



※カブールについて
カーブル市(カーブルし、ペルシア語: كابلカーブル 英語: Kabul カーブル、カブル)は、アフガニスタン首都カーブル州州都




東京は・・・今も日本最高の風水都市

>大阪も東京も、京都、奈良などの、最初から風水的にしっかりした土地とは違って、まさに川と砂州からなる場所を、人工的に改造して作り上げた、日本ならではの風水都市なのです。
 http://www.kumokiri.net/kouza/ten5.html

 この記事を読んで最初に思いついたことは、古代中国の伝説、溥儀と女、三皇時代に治水工事をしたという話、あれですね。

堯舜禹が聖王とされたのも、治水工事を行ったからです。

確かこのころ、逆に工事を失敗して死刑になった王様もいました。

>堯は、各部族の首領に治水について相談し、鯀が推薦されました。鯀は9年間治水に当たりましたが、成績はあがらず洪水の災害は減りませんでした。
> 舜が堯の職を代行するにおよび、鯀を殺し、鯀の子の禹を用いて治水の仕事を継続させました。
「黄帝と堯・舜・禹の伝説」 http://kohkosai.com/kaisetu/16-goteidensetu.htm


> 江戸を治めるには、まず治水です。約30年かかって、利根川という暴れ龍の首根っ子をチョン切って、胴体を東の鹿島灘の方へ流しました。
>次に、旧江戸川を飼い馴らして、現在の荒川としました。
 http://www.kumokiri.net/kouza/ten5.html


> 平安京は、中国流の「自然の征服」を基本としましたが、度重なる洪水や天変地異、火災で都市機能は失われていきます。

>そのため以降の日本では、江戸を含め、「自然との共存」を基本としていきます。 このとき、中国流との別離が、スタートしたのです。現代にも必要なことです。
 http://www.eguchi.co.jp/ienet/Fusui-kaso/tosi.htm

<さらにこの江戸に、一種独特の呪術的風水バリアを作り上げた天台宗の天海僧正>

> 天台宗というのは、密教と顕教の両方を兼ね備えた、良く言えば幅の広い、悪くいえば味噌も糞も一緒にした宗派です。

> 天台宗の呪術的な部分として、山王一実神道(さんのういちじつしんとう)というのがあります。
「あれ、天台宗は仏教じゃなかったのか?」と思われるかもしれませんが、実は日本の仏教と神道とは、あんまり厳密に区別されてはいません。山王一実神道を代表とする仏教的神道では、権現垂迹説(ごんげんすいじゃくせつ)という立場をとっています。

>これは簡単にいうと、日本の八百万(やおよろず)の神々は、すべて仏様が衆生を救うために自分の代理として遣わされた存在であり、その本当の姿は、これまた仏の代理である菩薩だ、ということです。

> 東京が天海僧正レイアウトによる風水都市である以上、肝心な場所には、天台宗の寺院が建立され、霊的バリアーとして機能しているであろう、と想像されます。
>この例としては、上野寛永寺が江戸城の鬼門を守っているだの、日光東照宮と静岡久能山との位置関係だの、いろいろ挙げられます。

> 天海は、江戸をこの不動明王で囲いました。これが五色不動であり、目黒不動(目黒区)、目赤不動(文京区)、目白不動(豊島区)、目青不動(世田谷区)、目黄不動(台東区)です。
>この名称を見てください。黒、赤、白、青、黄です。これは宇宙の構成要素、密教でいうところの五大「地、水、火、風、空」を現す五色です。
 http://www.kumokiri.net/kouza/ten5.html



纏向遺跡 日本最初の都

大神山のふもと、都市計画に沿って水路運河を張り巡らし、貴人だけが住む都・・・


「世界ふしぎ発見!」より
https://www.youtube.com/watch?v=mulAzEM4dkY

鶏の埴輪はこの地で王権の継承が行われたことを示しているという。

大物主の尊(大国主命)が大和の巫女と結婚し、大和朝廷が始まった。


<二人の女神・天照大神と豊受大御神が祭られている神社>

この女神たちはそれぞれ太陽と月の女神(豊穣神)なんですね。

元伊勢神社の系図には邪馬台国の女王・卑弥呼と登与、さらにさかのぼると豊受大御神の名前が見られる。

龍が豊受大御神の使いだとは知りませんでした。

この宮司さんの家には、2700年前から中国の鏡が先祖代々伝わっていたんですね。










2016年5月13日金曜日

困ったときには原点に帰れ

そっか、それで最近神話萌えなのか・・・。



イザナキ、イザナミ 〜神話に見る男女平等社会の形〜【CGS 日本の歴史 2-6】

むしろ、神話の精神から女性を大事にしてくれる国なんだなと思います。


「女性の美しい心を守るために男性の力は存在する」

ありがたいですね。
本当にありがたいです日本男性の心は・・・。

多分私は二度と外国人と結婚したいなんて思わないでしょう。

最古の文明人って?




青森県の大平山本1遺跡で世界最古の磨製石器が発見されたから、それもありますが…。

岩軸遺跡で発見された3万年前に作られた「槍カンナ」そっくりの石器ですが、昔の人は大木を切り倒すのにも木を火で焦がして、この石器でカリカリ削りながら、切り倒し、加工もしていたのだそうです。

法隆寺の建築も、この技法で作られているのだそうです。

こんな小さな石器で削るのですから、当然膨大な時間がかかります。
職人に食事を出すために炊き出しをする女性、食材を集めてくる人など、すべて社会的な分業制になって一つの事業のために一致団結して働いていたんですね。

日本の時代区分

なんで平安時代が「古代なの?」

そういえば古事記の時代は「上古」とか「上代」って言っていたよね。古墳が作られたり、大和朝廷が成立したり。

西洋世界の古代はBC800年からAD500年の西ローマ帝国滅亡まで←これだって新しいよね。

私はエジプト古王朝くらいの時代だと思っていましたよ。BC1000年以上古い時代だと思っていました。

シナは秦の始皇帝(BC221)から漢の滅亡(AD220年)まで。

日本の「古代」がやたら新しくて期間が長いのは文科省が隣国に配慮をしたからであると。

奈良平安時代から鎌倉時代までが日本の「古代」とは、

「近隣諸国条項」の所為なのですが、文科省は吉外ですな。




縄文人は布の衣服を着ていましたが、隣国では虎の皮のふんどしをしていたことになっているそうです。(あと、染料が存在しなかったとかね )

日本の古代が13世紀までって何の冗談ですか?

宮廷で世界最古の恋愛小説を女流作家が書き、華やかな貴族文化が栄え、「国民国家」という概念がすでにあった平安時代が「古代」なの?

(我が国の)馬鹿教科書にも腹は立ちますが隣国の教科書は本当にふざけています。

世界最古の木造建築法隆寺の五重塔を建てた私たちの先祖が箸を使わず手づかみで食事をしていたわけないでしょうに…。

近隣諸国に配慮すると我が国の歴史はとんでもない未開国ということになります。

周囲の国が遅れていると歴史認識もへんてこりんになりますね。

一番まっとうな教科書でもこうなのだそうです。

日本、どんだけ乱れているんだよ!

【縄文時代】大陸から血に飢えた連中がやって来た結果【弥生時代】

2016年5月12日木曜日

風水にはまる理由

風水は再創造的である。

例えば、都を建てるのに最適な地相、というのがある。

北に山があって、東に川が流れていて、南から西は日当りのいい平野が広がっている、みたいな。

だから、そのモデル地相に似せて、土地を造成する。北に塔を作り、東に運河、みたいな。

ここに山を、海を作ったのは誰だ?神様が創造した。

気って、神様から出てるんじゃないの。

地形が変われば気候も変わる。 発生する気も全然違うし、植物や動物の育成だって変わってくる。

この地は牧畜に最適だ、この地は農業に、河のほとりの都は繁栄する。

生物が生きていくには、水が必要、風をよける木や岩が生物たちの家になる。

そこで生物は繁殖し、更に上位の生き物を誘う。


地球には様々な地形があり、独特の性質を持っている。

気=そのものが持つ特性、人が感じた、そのものがそうなったら理想的であるという固有の形に向かって伸びているベクトル。それは水に例えられたり炎や植物に例えられたりする。

人間が、森羅万象を、いくつかのタイプに分けた・・・それが始まり。

水みたいなもの=冷たく不定形で下に向かって流れていくもの。

炎みたいなもの=熱く不定形で上に向かって燃え盛っていくもの。

風のようなもの、木のようなもの、土のようなもの。

自分がいるのはまさにどっしりとゆるぎない大地であり、中央は地であることが望ましい

食物を得るために農地は水があって日当りが良くて…働いて汗をかいたら水を浴びて身を浄め

家族と食事をし、おしゃべりして安らぎを感じ、疲れたらせせらぎや木々を渡る風の音楽に耳を傾けよう

風水と共に生きてきた原始人の感性、感覚というのが元に在ったのではないかと思う。

掃除をしてサッシをきれいにしたり、ふさわしいインテリアを置くと、ホッとして、古(いにしえ)の感覚が蘇るんですよね。

とてもリラックスします。

そしてきれいに清めたところ(ベランダとか窓とか)を渡ってくる風がまた清らかですがすがしい、

この世界全てが神の被造物 
私の家は神の楽園 
この場所は神から預かっているだけ 
だからきれいに使わなきゃ。

神と人間の仲が近かった時代って、こんな風に感じたのかなあ、なんて思うんです。






風水は「反宿命論」

風水は「反宿命論」だということを忘れないでください。例えば「誕生日は厄日で、顔は貧相、手相はズタズタで、星の巡りは最悪、未来を占ったら絶望的」であったとしても絶対にあきらめない。運を天にゆだねることなく、自分の力で必ず好転させてみせる、という人に風水は強烈に支持されます。それは風水だけが先天的なものだけに運命を委ねることなく、自ら運命を創出することができるからです。また、ご質問には「なかなか風水の効果があらわれない」と書いておられましたが、効果があったから現在の状態になったということもあります。その時点ではわからなくても、後から思い起こせばなるほどということがあるものです。
「風水の考え方(1)」http://kankiken.in.coocan.jp/FAQ2.html

>水槽や鏡は風水の化サツ道具、つまり凶を鎮め吉を呼ぶための奥の手ともいえる道具なので、間違った使い方はかえって害を生むことになります。
今回のケースでは風水の重要アイテムが揃ってしまいました。いずれもちゃんとしたチェックをしなければ判断できないものです。当然、間取り図を一目見て、アウト・セーフを決められる問題ではありません。そういった時の最後の手段として、風水を無視することも選択肢のひとつです。冗談で言っているのではありません。風水関係の本も情報も一切、見ない、読まない、聞かないことです。人間には危険を察知する能力があります。かなり優秀な能力であり、それに従うことはもっとも確実な開運法といっていいでしょう。
「玄関に水槽と鏡/一戸建て住宅を購入して」http://kankiken.in.coocan.jp/FAQ9.html

2016年5月8日日曜日

Intermission 2016 Machida

私は風水が趣味だ インテリアコーディネートも好きである。

風水サイトのアドバイスどおり掃除をして環境を整えると気分もいいです。

子供も元気になる。

しかあし!

なんであんなにお金も使ってあちこちきれいに磨いたのに、殺されかけるわ財産巻き上げられるわおまけに国内離散家族状態にはなるわ・・・という悲惨な結果になったのだ?!

もう心が折れて風水やる気力なくなりました。 

こう言う私に、すると家人が一言。

一生懸命運気を良くするためにやったからこそ、この程度で済んだのかもしれないよ、と。

・・・・。

確かに、TVで報道される事件は、一家流血殺人事件とか、もっとエグイ虐待事件とか、多いよね。

そうか、この程度ですんで、良かったのだ。

風水に悪いこと(掃除をサボりまくるとか)をやったら確かに心が塞いで暗い想念に支配されるようになる。

今思うと、そうなる前に家人は適宜掃除をしたり模様替えをしたりしている。

家人は知らずにやっているが、実は風水の達人かも知れぬ。

本当にもう、悪因縁とは手を切って、前向きに歩いていくしかないのだ。

友人に助けを求める。

夫婦の寝室が別々だったのに、愛情運も何も無いよねえ

私の努力も空回り 元主人は引っ越してからもどんどんおかしくなっていき ある日長男が涙目で叫んだ

「お母さんお父さんと一緒に寝てよう!」

夫婦的な意味では寝てましたよ私の部屋やリビングのソファや・・・だって、彼の小部屋は物置だったし。

そしてこの頃目を疑うことが。

終わると元夫が財布から千円札を二枚、落としていった。

? なんぞこれ。

従軍慰安婦の祟りか? 

安すぎる!

じゃなくて 私はこの家の家賃とお米代以外の全ての金銭の供出を自分の貯金からまかなってるんだぞ!食材光熱費被服子供のおもちゃお菓子保育料税金その他・・・

嫌がらせか 何の意味が・・・?! 私は息子を二人娘を一人あなたのために産んだ 私の全てを捧げた 至らないことはあるだろうしかし毎日精一杯欝になるほど頑張ってきたのに

なんじゃこりゃああああああああああ

というのを家を出るまでやられていました。


何しろ普段は黙りこくって目もあわせないから話なんて出来なかったんですよ

怒ると目がイっちゃいましてね

本当に何かの霊に取り付かれているのかと思いました。

このころ彼は文鮮明夫婦の写真につばを吐きかけていた。

これも、信じられなかった。



10月の殺されかけた事件の後、友達に会いに行って話しをするともうDVと言うのは直しようが無いこと、「信仰で」解決なんて無理なこと、そのままでは死ぬ、と言われもう結婚も解消して教会からお金も皆返してもらいなさいと言われた。そして教会と縁を切るまで絶交する、とも言われた。


彼女は仲のよかったときに家に遊びに来た時は元夫のことを気に入っていた様子で、韓国の男性は私も好きだといっていたのに・・・





空中庭園

リビング・子供部屋と来て当時私が凝っていたのがガーデニング。

南向きの日当たりのいいベランダでは植物は水を撒いてもすぐに干からびてしまう。

一枚3千円もするウッドタイルを張り、温度を調整した。 観葉植物を置き、香りのよい夜来香やハニーサックルを植え、更に素敵な空間も作り出した。

元夫も「ウォルハヒャン(夜来香)ね~」と言って夕方になると香りを嗅ぎにベランダに出てきた。
ここだけは気に入ったようである。

夏にはゴーヤや糸瓜を植えてグリーンカーテンも作ろうと思っていた。

花への水遣りは子供たちの教育にもいいだろう。



<溺れる者はわらをもつかむ>

無能な教会長が提示したのはなんと占いと霊感グッズの購入。

それでも家庭の問題を解決したくて真剣だった私は四柱推命の運勢鑑定を受けた。

占ってくれた男性はまず
「あなたの性質は羊とウサギ」「これ以上優しい人間はいないと言うくらい優しい人だ」と占い解き、次に元夫のことを「この人は相手がどんなに尽くしてもよくしてもわあわあ批判する人です」「そういう人だってことです」と言った。

てことはどうしようもないってこと????

そういえばこの頃の子供たちが私たち夫婦を書いた絵を見ると、絵の中で私と元夫は寄り添っているけど、私は身をすくませているんですよね。相手はぐっと近寄っているんですけど。
まるで熱い炎を避けているかのように。

この頃は韓国語で「優しい」と「弱い」が同義語だなんて知らなかったんですよね。

韓国語学んで韓国行った訳じゃないんで

私の元夫を見る限り、韓国男性は女子供など弱い立場の人間にぜんっぜん優しくないです。ジャイアンです。

幼稚で家庭を持つことの責任も分かっていませんでした。

教会長も同じくらい幼稚だった。

統一教会が嘘つき泥棒人殺しのジャイアン朝鮮カルト団体だから連れてくる男性もこんなのばっかとしか思えません。

半島の文化って野蛮で低俗な文化だったんだわ あの在日朝鮮人の精神科医の先生が言われたごとく(;_;)


しかしまだ私は<離婚ー再祝福>の話も退けて、悪あがきを続けていた。





愛情運は浴室の方位が関係

西じゃなくて北に赤いものを置くと良いんだっけ・・・?

通販の雑誌に風水コーナーがあって紅の牡丹と龍の彫り物を薦めていたっけ。

> 同じバスマットをいつまでも使っていると 夫婦の場合にはご主人の運気がダウンします。

>香りのよい石鹸を使うと良く、上質なものほど社会的な人望が高まり、交際運もアップします。

>浴槽のお湯を貯めたままにしておくのもダメです。よく火事になったらといいますが、今の住宅では 火事になったとき、浴槽の水よりも家庭内の消火器のほうが重宝します。


へーでもマットや水を換えるとなるとお金掛かるなあ
玄関のお花もそうなんだけど。

家の中きれいにしとくのは気持ちがいいし 家に来た客の友人も喜んでくれる褒めてくれる。

子供たちも元気だ これ以上何を望む? 元夫以外は。


この頃実は彼の少年時代の闇を知ることになる。

外傷性癲癇の原因となった頭の傷、学生の頃アルバイトをしていて後ろから来たトラックにはねられたそうである。

彼の母親は実は正夫人ではなく、ある実業家の二号さんだったこと。
次々と父親である男性との間に弟妹が生まれて、家計を助けるために長男である彼はアルバイトをしなければならなかったこと。

高校生の頃母親の不倫現場を見てしまい、母親に反発して殴ってしまったこと、以来結婚や家庭にも不信感を持ったまま生きてきたこと。

よく私にも「お前がどこかに言ってしまうんじゃないかと不安でたまらなくなる」と話していた。

DVで殺されかけたら、誰だっていなくなるよ!暴力は幸せを壊すんだよ!あなたが家庭を、私と子供の幸せを壊したんだよ!?

こういう人は、自分の問題を解決しないで結婚しちゃいけなかったんだよ。親に対する恨みが、結婚相手に向かってしまう。

相手は何の罪もないし、あなたの不幸には何の関係もないのに。

私は必死で韓国語が分かるカウンセラーを探して、駆けずり回った。

しかし、どの先生の言葉も、絶望的なものだった。

ある在日朝鮮系の先生は、韓国の古い書画を見せてくれて、日本とは違い後進国だから男尊女卑の意識が残っているからそうなのだ、とおっしゃった。

癲癇で倒れるたびに、悪くなる、とも。

このときに新宿区役所の職員さんから聞いたのが、DVのバトラーを強制するプログラムを米国で施行したが、効果があったのは0.4%だけ、と言う言葉だった。

希望がガラガラと音を立てて全て崩れていった。


<離婚>

最初に元夫の家族への暴力を相談した、児童相談所の職員は開口一番、

「離婚しなさい!」

いきなりだったので、私も面食らった。

しかし、韓国の牧会者も同じ意見だった。

私はハズレを引いたという事なのだ。

自相の職員さんも、何年も新宿にいて国際カップルの破局をその眼で何度も見ているからこそ、最善の方法として、そう言ったのであろう。
今なら分かる。

しかしそのときの私には、信仰を持って乗り越えるべき課題に思えた。

なぜなら何年もそう教えられていたからだ。

必死に夫を愛しながら、祈祷しながら、清平にも行きながら、何とかして彼をお救いください、この家庭を守ってくださいと、血がにじむような祈りを捧げてきたつもりである。

夫婦仲のうまく言ってない教会の仲間たちと情報交換し、励ましあい、支えあいながらアベルである教会長や夫人部長に相談しながら、家庭局と連絡を取りながら・・・

がんばって蕩減を晴らせば、いつかきっと・・・と。

清平に行った後、小康状態だった。

しかし相変わらず元夫は、自分の殻にこもったままだった。

生活費をくれず、そのくせ私にせびるようになった。

私の知らないホステスから聞いた話を私にして、投資を持ちかけてくる。

断ると、私に見せ付けるように、小さな下の子を殴る、またはその振りをする。

経済的なこと(自分の店の収支について)を聞いても答えない。

私の資産を聞きだし、何も無いと「俺にとってお前は魅力が無いな」と言った。

あるとき不安にたまりかねて彼が借りた部屋に行き、話し合おうとしたが思い切り足を踏まれた。爪が割れ、血がにじんだ。
痛さに泣き叫ぶと、プラスチックの定規で殴られ、脅された。

本当にこの時点で弁護士に相談し、さっさと離婚の手続きを進めるべきだったのである。

以前教会の夫人部長だった伊藤さんが口にした「私にお金があるから働かないのか」を伝えた所為で、思い切り顔を殴られ、何週間も青あざと頭の疼痛に悩まされたことを思い出し、私もそれ以上は言えず、泣いて帰るしかなかったのである。


ちなみに教会は反応が鈍かった。

夫人部長からは「○○さんは少し大げさに話しているだけなんですよ」と言われた。

彼のご主人は仙台の人で、冷たそうな顔をした2世の男性だった。

夫人部長の祖母と言う人は日本でも有名な人らしい。土台人と言うものだろう。

教会は私の苦しみ、難儀に付け込んで献金をせびるばかりだった。

とくに当時の教会長の思いやりのかけらも無いコメントは、心が折れると同時に、人格を疑ってしまうレベルだった。

彼自身もサイコパスの入ったヒステリー気味の母親の所為で、苦労の多い少年時代を送ってきたらしかった。

ほんと在日外国人て最低だと思った。



北西の浴室

>ご主人の健康面にダメージが出やすい浴室です。
>上司と仲が悪くなることも考えられます。
>この方位の浴室はウッディな感覚で統一すると吉。
>ひのきが内装に使われているとベストですが、そうでなければ木のバスグッズや丸いひのきの入浴剤を使うといいでしょう。
>グリーンやベージュ、白、濃い茶色ともよい相性。
>観葉植物もダメージを補ってくれます。
>盛り塩の器は白、ベージュのものを。
 http://fushigi-chikara.jp/fusui/3398/









家庭運を上げるのは愛情

ポイントはやはりリビング

>人の愛情の手がかかって掃除されているリビングは、温かみがあり、風水として家庭運を上げる土台が出来ます。

> まずはリビングであなたの好きなスポットや置物を笑顔で暫く見つめて下さい。

>ワクワク感が起きたら、そのスポットや置物を気持ち良くキープする為に、その周りでもう必要ない物などを処分します。

>風水では、意外とあなたや家族から元気の気を吸い取っている物があるので、それらを感謝した後に処分していくと、かなり掃除がラクになります。
 http://spiritualpower.biz/feng-shui-living-594.html

>家庭運を表す方位は南西です。
色はクリーム色、ベージュ色となります。土製、石製、陶器、大理石のものが運気アップによいとされる素材です
 http://free-fortune.jp/dictionary/1247


もともと私たちが住んでいた物件は広いリビングが気に入って契約した。と言っても8畳ぐらいだけどね。

玄関が北側で北西にトイレとお風呂があり壁を隔ててソファをおき、となりに白い食器棚を置いた。

キッチンは東北 東の窓際にダイニングテーブル。花瓶には、花を一厘。

南東の部屋は私の部屋。母の実家から持ってきた白いクローゼットとたんすとドレッサーを置いていた。

南西の部屋は一番大きく、子供三人の部屋。

床にはキングサイズのテンピュールを敷き、親子5人で川になって寝た。

壁が白くて、実際より広く見えた。

私はもともと家具がごちゃごちゃしている部屋は嫌いなので、大型収納を購入し、荷物をきちんと片付けていた。

子供たちが飲み込んだりすると危ないので、こまごまとしたものも収納した。

カーテンの柄は・・・憶えてない。

布地ではなく、木製のブラインドだったかな。

そしてベランダをミニガーデンにしていた。

元夫が良くベランダで涼みながら、タバコをふかしていたっけ。

長男は特に明るくてきれいなリビングがお気に入りだった。

あの頃は、光と、笑い声に満ちていたのだ。

しかし元夫は影の部分を一身に背負っていたのかもしれない。










夢の夢

子供の頃から読書好きの私はもらったお小遣いで本を買い集めた。小説もコミックも好きなものは皆。
オシャレとかあまり興味なかったので、本ばかり読んでいた。

母は推理小説が好きで、私はSFから歴史ファンタジーまで。漫画もいっぱい読んだ。

その中でお気に入りだったのが、市東亮子先生の「夢の夢シリーズ」や文月京子先生の「銀流沙宮殿」などの古代オリエント物の歴史や神話ファンタジーだった。
 http://www.amazon.co.jp/%E9%8A%80%E6%B5%81%E6%B2%99%E5%AE%AE%E6%AE%BF-%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9PS%E7%89%88%E2%80%95%E6%96%87%E6%9C%88%E4%BB%8A%E6%97%A5%E5%AD%90%E4%BD%9C%E5%93%81%E9%9B%86-%E6%96%87%E6%9C%88-%E4%BB%8A%E6%97%A5%E5%AD%90/dp/4091307272/ref=asap_bc?ie=UTF8

最近は取り寄せて読んだ諏訪緑先生の「西の国の物語」や「砂漠の花の物語」に号泣してしまった。
玄奘西域記やうつほ草紙も大好きだった。

プチコミックに連載していた秋里和国先生のSFシュメールものも好きだった。多分元ネタはゼカリアシッチンだろうと思うが・・・

「夢の夢」シリーズは何時読んでもふわりとファンタジーの世界に連れて行ってくれる。

作品に漂う独特の空気感、温もりが好きだ。まるで本当に当時の女神が肉体を持っていて抱かれているような感じがする。

この時代からやり直したいwwwなんて逃避願望も叶います。




Intermission 1997 Nowon

さて・・・そんなふうに3児の母として、統一教会日韓祝福家庭夫人、在日韓国人の妻として精一杯子育て主婦業信仰生活と頑張ってきたつもりでしたが、反日カルトの統一教会なんて日本人に悪意しかないのですから散々財産を脅し取り、韓国では普通の女性がそっぽを向くような健康や精神、経済的に問題のある男性を娶わせて、問題が起きるとやれ従軍慰安婦の霊ガーとか日帝36年の恨みガーなどとでたらめな言いがかりをつけて清平に送り先祖解怨をさせ何百万も騙し取る・・・というマッチポンプ詐欺を行うばかりなのです。

どんなに頑張ったって、もともとおかしい奴と正常な家庭生活なんて営めるわけ無いじゃん。

この頃知った事実だけど韓国男性の60%が人格障害やアルコール依存症などで問題ありと言う統計。

それを信仰的に訓練をしてきた、裕福で高学歴の見た目も育ちもいい処女と優先的に結婚させるんですよ。

教会のさる韓国人牧会者が
「相手がおかしいという事はあんたもおかしいんだよ。いやそうなんだよ」
ってのたもうたのですが(確かに祝福は「相対基準」似たもの同士だと言われます)それだったら私は祝福なんて受けたくなかったわ・・・!
一生独身で結婚なんかせず神様に仕えたかったわ(ニート修道女)そのほうが誰にも迷惑かけなかったもん!
韓国人の牧会者はすぐ離婚して新しい相手と祝福を受けなさいって言う人ばかりだった。

彼らは韓国側の主体者(夫となる男性)はハズレばかり、と言うのを知っていたんですよね。

ホント適当です。韓国教会。

その証拠に私が世界日報の新聞配達をしていたソウル市のノウォン教会で教区長が私の経歴を聞いたあと、元夫に会って私に一言、
「あなたはこの人で本当にいいんですか?」

へ?本当にいいんですか?・・って、選べるんですか?そもそも会ったばっかりでそんなの分かりませんよ。

文鮮明氏が霊能力でベストの相手を選ぶ、それが祝福結婚なんでしょ?

私に分かるわけあったらわざわざ文鮮明氏にお願いなんかしませんよ。

ていうか理想相対を見つけることはメシアにしかできないんでしょ?

祝福献金も140万円納めたでしょ?

そんなこと聞かれても困りますなんで私に聞くのさ

その様子は私が元夫の相対者(妻)として相応しいのかどうか考え込んでいるように見えた。


ちなみにこの教区長さんは私がノウォン教会に来た頃、一階の大広間の後ろのほうにある祭壇を綺麗に掃除をしてサテンの白い布をかけて花を生けて毎朝新聞配達に行く前に祈祷できるようにしたことを見ていたんですよね。だから多少覚えがよかったのかな。(夜中にごそごそやっていたら起きだしてこられた。)


でも私の元夫に限らず他の日本女性信者の相手たちも毎週礼拝に出て献金していい子ぶっていたなあ・・・ただやたらと家庭出発をせっついていたのは気になったけど・・・

中には壊れるカップルもいたりで、それはそれで気が気じゃなかったんだろうなあ・・・


この教区長さんは米国帰りの祝福二世の方で若くて頭の回転の早い人だった。

奥さんは小柄な美人で日本人嫌いを標榜する人だったけど私たちには親切だった。

そして子供たちが可愛らしかった。教区長夫人は娘三人産んで跡継ぎとなる男の子が生まれないのが悩みだったようである。

教会中を元気一杯で走り回る、私たちに妙なあだ名をつけて呼ぶ、時にはお父さんから大目玉を食らってべそをかいたりふくれていたり、とにかく活発で元気な子供たちだった。

その姿を見て、若い信者たちは早く家庭を持って子供を生み、子育てをしたい、と願うようになる。

お互いの相手のことも意識する。

しかし、現実を見ていたのかどうかと問われれば?である。

統一教会(家庭連合)が提唱する、理想家庭のイメージばかり見つめて、もっと深く暗いところにある問題など知りもしなかった。

一見健康に見える肉体でも病魔が潜んでおり、見えないところで病状が進んでいたら?

家庭出発を控えていたある女の子の相手のタクシー運転手をしていた韓国男性が、急に仕事中に心不全になり事故を起こして亡くなってしまったことがあった。

韓国教会側に提出した書類に、年齢身長学歴など偽っていた点もあり、日本側の女性は受け入れるのを葛藤していた。

そうして家庭出発を延ばしていた矢先のことだった。

その姉妹とは仲良くカップル同士で食事やカラオケにも行ったこともあり、 お互いの相手とも見知った仲だったので、当然吃驚した。

その知らせを持ってきたのは、元夫の霊の親(伝道者)であり、同じ教会に住み込んでいた新聞配達員のリーダーだったゆきえさんだった。

どうしてそんなことになったの?と聞いても元夫は怒るばかりで「休みもせずに働きすぎなんだよ!」と憤るばかりで、ゆきえさんは「知らない。それだけ胸が悪かった、ってことじゃないの?」と言った。

これはおかしな話である。

なぜなら、祝福前には必ず健康診断を受けるから、健康上の問題があったら、引っかかるはずなのだ。

ゆきえさんは私を日本から迎えた時も、元夫のことを異常にべた褒めして、どう見てもイケメンとは言えない彼の顔を「可愛いじゃない!」と言い、
「韓国の男性は皆大変な人ばかりだから、あなたの相手は全然いいのよ!」
と二言目には持ち上げていた。

そして自分の主体者がどんなに大変で「いかに自分が苦労しているか」をとうとうとまくし立てた。

セールスだね。こうなると。

ちなみに私が韓国で祝福伝道に導いた男性は、街で学習塾を営んでいる、物静かな若い男性だった。

私たちが伝道活動をする時は、自分がその人と結婚してもいいレベルだと思えるような相手を選べ、と指示があったので、基準を厳しくしたつもりである。

経済的にも、先進国の女性に集るようなことをせずとも、韓国で妻子を養って生活していけそうな人を選んだ。