前回の続き・翼の付いた円環について
これは古くからアフラマズダーの象徴とされてきたシンボルなのですが
Excile ChoochootrainのPV動画冒頭に出てくる翼の生えた球、最初はなんだか動物のように見えますね。
球が頭で翼の生えた動物を正面から見ているようにも見えます。
これはケルビムで、天使の一種とされている神話的な動物です。
ユダヤ教の契約の箱にも二頭のケルビムがお互い向き合って安置されています。
祭司が祈ると、向き合った羽の合間に神が顕現する、というものです。
黙示録の獣666はこれが堕落した姿でしょう。
神ではなく、ルシファー(サタン)やその妻リリスが降り立つのです。
999をひっくり返すと666になり、これは機関車ではなく終わりの日に現れる神と敵対する獣を表します。
それに乗ってやってくるのはバビロンの大淫婦・マザーハーロットです。
しかし緋色の衣をつけて金や真珠でけばけばしく飾り立てる大淫婦とは違い、メーテルは666をひっくり返した999に乗り、どんな贅沢も許される王女の姿ではなく、プロメシュームの治世の犠牲になった死者(彼らは聖者を表す)を悼む喪服を着て謙遜な姿で旅をしています。
そして目に見えない姿となった父、DRバンが宿るペンダントに祈るように呼びかけています
以上これらのメーテルの姿の特徴は、修道女のようです。
0 件のコメント:
コメントを投稿