2016年7月28日木曜日

今見ても名作 特に前半は子供に見てほしい。




これは英語版999です。
なるべく日本オリジナル版の声に近い声優さんを選んでいます。
メーテルの声がちょっとハスキーですね。

スペイン語字幕日本語版はこちら


典型的な英雄の旅・若者の成長の物語

息子にとって母親は永遠の女神

別ち難い魂…

この物語は母を訪ねて三千里をベースにしているのだろうかと思いました。

トチローの母が待つ故郷タイタンの舞台が南米に似ているのは偶然ではない。

鉄郎の母そっくりの美女メーテルもギリシャ語で「母」である。

メーテルの母プロメシュームは毒親ですけどね。

後日談である「エターナルファンタジー」には鉄郎の幼少期が出てくるが、彼の故郷の南米風の美しい風景のなかで若く美しい母親が鉄郎に子守唄を歌っている、鉄郎にとって神聖な原風景が出てくる。
まさに母と息子二人きりのパラダイスである。

999冒頭では雪景色の中、人間狩りをしていた伯爵に鉄郎の母は撃ち殺されてしまうのだが、伯爵一行が去った後、鉄郎は母親の血のにじんだ雪の塊を握り号泣する。
絶叫する鉄郎を雪が包み込み、美しくも悲劇的なシーンである。
観る者の胸にも「喪失の痛み」と母とそれにそっくりなメーテルへ奇妙なほど強烈な憧憬が生じ、作中に引き込まれていく。

鉄郎の冒険が母親とそれにそっくりな美女メーテルによって引き起こされるのに対し、メーテルの父親は表面には出ないが物語の重要な伏線を担う。

Drバンはメーテルの冒険のきっかけでありメーテルの使命を決定し導いている。

鉄郎は奇しくも父親の人生を踏襲し、のちに重要な出会いをする。



この物語を自分に当てはめるとメーテルの家庭環境は私にそっくりである。

鉄郎は私の長男に似ている。

優しく暖かなハートを持ち独立心が強く勇敢で面食いでマザコンである。

小さい時から親子で苦労をして結局愛する母親と別れてしまう。

メーテルの母親女王プロメシュームはやり手で有能でお金持ち、惑星の女王である。
夫とは仲が悪く敵味方でありそして娘の望みは全て叶えてやったにもかかわらず背かれ、最後は心のよりどころであった機械惑星は崩壊、夫と娘とは決定的に破局。

私の母は女王じゃないですけどね 子供に対する態度は似たようなものでしたw
父とも仲悪かったし。

父もDrバンみたいに私のフォローしてくれなかったし(TT)

でも私の父がDrバンみたいだったらそれはそれで何か大変なことが起こっていたかもw



































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