メシアも弥勒もミトラというゾロアスター教の神の子、太陽神のミトラから来ている、という話がありますが、ヘブライ語でマーシアハ=MessiahはMithraとは単語の構成要素がだいぶ違います。
子音を比べてもMssh mthr で別の存在であり、マーシアハとは油注がれたものという意味でこのサイトの説明によれば羊の虱退治の時に油を頭に塗ったことがその起こりだとあります。
ところでメシアというのは神の72の呼び名のうちの一つだったと思うんですが、メシア=神ご自身である良き羊飼い、という解釈は気に入っています。
高貴な古代イランの太陽神にその起源を求めるのもいいですが、こういう土着の匂いのする解釈もヘブライ人らしくていいな、と思うのです。
一応キリスト教徒の端くれである私はこの解釈で満足w
羊の世話をする良き羊飼い、のイメージとしてイエスに(イエスは羊の立場で実際には羊飼いの立場は神なのですが)重なります。
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