1週目は、裁きと義がまだ行なわれていた時代で、エノクはその七日目に生まれます。
2週目は、欺瞞が生じて、最初の滅亡が訪れ、罪人に対して法が定められます。
3週目は、その終わり頃に、正義の裁きの木となる人(アブラハム)が現われます。
4週目は、その終わり頃、聖人と義人の幻が顕れ、法の囲い(モーセの律法)が定められます。
5週目は、その終わり頃に、栄光の家と王国が建てられます(イスラエル王国)。
6週目は、この時代の人たちが、皆、盲人になる時に、一人の人(エリヤ)が顕れて、王国の家は焼け、全ての者は散らされます(イスラエルの分裂と捕囚)。
7週目は、背教が起こり、義の選民は、永遠の義のひこばえ(イザヤ11章1~5節参照)から報いを受け、彼の創造について教えを受けます。
ここでエノクは、「およそ人の子の中で、聖なるお方の声をおののかずに聞ける人があろうか?」と問いかけ、霊あるいは息を見ることができるか? それについて語ることができるか? と問います。ここからが未来に関することになります。
8週目は、この週に剣が渡され、不法を行なう者たちに正義の裁きが下り、義人は永久に残ります。
9週目は、正義の裁きが全世界に啓示されます。悪人はいなくなり、世界は滅亡すべく記録されます。
10週目に、その7期目に永遠の裁きが行なわれ、天使たちが裁かれ、先の天は姿を消して過ぎ去り、新しい天が現われます。天の力は世界を7倍明るくします(イザヤ30章26節)(91章と93章)。
http://koinonia-jesus.sakura.ne.jp/apoca/4enochoutoline.htm
0 件のコメント:
コメントを投稿