これは、洪水で滅ぼされるノアの時代の少し前に、エノクが祈った祈りの内容です。
>ウリエルはエノクに「罪人の時代」について啓示します。罪の時代では、一年は短く、地上で生起することは変化し、雨は遅れ、地は実らず、月もその秩序を変えて姿を見せず、星の頭どもは迷い、「彼らは天罰によって滅びる」のです(80章)。ウリエルは、エノクに「天の板」を示して、「そこに書き付けてあるのを読んで、一つ一つよく悟る」よう言います。エノクは、そこに書いてあることを全部読んで、書いてある一切のこと、人間と地上に住む全ての肉の子の行為を知り、未来永劫までも読み取ります。そして、善人は善人に義を告げ、罪人は罪人とともに死に、「義を行なう者は人間の行為のゆえに死に、悪人の行為のゆえに(この世から)断たれる」ことを悟ります
>罪人は罪人とともに死に、「義を行なう者は人間の行為のゆえに死に、悪人の行為のゆえに(この世から)断たれる」ことを悟ります
お先真っ暗な未来図ですね・・・こうして義人は一人もいなくなり、洪水で滅ぼされるのみになってしまったわけですね。
〉ここでエノクは、その子メトシェラに、自分の知識一切を啓示して、子孫に「彼らの思いも及ばないこの知恵」を伝えるよう伝授します。それは一か月を30日として、4日の日をこれに加えて、一年を364日と計算することです。著者にとって、これは神から啓示された大事な定めなのです。それから太陽、月、星などの天体の運行とその区切りを司る12の指導的な星とその名前があげられます(82章)。
なぜここでカレンダーが与えられるのでしょうか。滅びの日までを数えろということなのでしょうか。
〉■(5)夢幻の書:83~90章(前164年)
〔滅びの幻〕83~84章
エノクは、自分の見た二つの幻をメトシェラへ語ります。その一つが、ここで語られる洪水による滅びの幻です(83章は61章と106~09章に並行し、84章は9章に並行します)。エノクは、「天が崩れ、ばらばらにちぎれて地上に落ちてくる」のを見ます。すると口から「地が滅びた」という叫びがでます。
メトシェラは「どうか自分が生きている間はその恐ろしい滅びの日が来ませんように」と祈ったことでしょう。
洪水はメトシェラが亡くなった直後に起こりました。
滅びの日を引き延ばすために彼は長生きしたのかもしれません。
〉エノクの祖父であるマラルエル(マハラルエル)は、孫のエノクに、その夢と幻は「地の全ての秘密にかかわることだ。地はやがて亀裂の中に沈み、完全に滅びる」と言い、「地上に一部を生き残らせてもらうよう」神に懇願するよう告げます。そこでエノクは、太陽の運行を定めた「裁きの主」を崇めて祈ります(83章)。
それがヤハウェと呼ばれる創造主ですね。
〉〔牛と獣の幻〕85~90章
次の幻は動物の寓喩によるこの世の歴史です。先の幻を受けて、ノアの洪水が寓意として語られますが、これもエノクがメトシェラに語ることになっています。白い(罪がないこと)雄牛(アダムのこと)と牝牛(エヴァ)がでてきます。
ここで、人が牛にたとえられて語られています。
なぜ牛なんでしょうか。
〉続いて黒い(罪人でカインのこと)雄牛と赤い(アベルの血)雄牛が来て、黒牛が赤牛を殺します。先の牝牛は、別に白い雄牛(セツ)を産み、多くの雄牛と黒い牝牛を産みます。白い雄牛(セツ)も多数の白牛を産みます(85章)。
>多くの雄牛と黒い牝牛を産み
エバからは罪深い女性がたくさん生まれたということなんですね。
〉すると天から星が一つ(堕落天使アサエル)落ちてきて、牛たちの間に混じります。大きな黒牛が見えます。すると多くの星が天から落ちてきて、先の第一の星のところへ集まった。彼らの陰部は馬のようで、牝牛(人間の女たち)と交わり、象やらくだやろば(巨人たちを獣にたとえる)を産みました。
「天から落ちてしまった」神々の山を歩いていた時は完璧で美しかった明けの明星=アサエル(グリゴリの長)と星に騙された黒い牛ってシュメール人でしょうか???
〉彼らは互いに角で突いたり、かみつき合ったりしました。大地はこの争いで叫び始めました。すると天から白い人が3人に伴われて現われました。
きました。白い人。トールホワイトですね?
〉3人はわたし(エノク)を地上から引き上げて(創世記5章24節参照)、そびえたつ高い塔を見せて、象やらくだやろばや星や牛たちを見終わるまで、そこにいるように告げました。すると4人の一人が、天から落ちた最初の星を縛って恐ろしい谷に投げ込みました。
淫行を犯したみ使いたちですね。
〉象とらくだは互いに斬り合いを始めて、大地全体が大きく揺れます。先の4人の一人が、性器をぶらさげた巨星を集めて大地の裂け目に放り込みました(大洪水による人類の滅亡)(88章)。
「象とらくだ」ってインド人とアラブ人かな?
〉4人の一人が先の白い雄牛に告げると、その雄牛は人間になって箱船を造り、他の雄牛も一緒にそこに住みます。天の七つの水門が開いて、水が囲いにあふれると、囲いの牛は全部水で溺れました。すると別の幻で、水門が取り払われて、箱船は地上に止まり、闇は退き光が現われました。
セツである白い牛が生んだ子孫の一頭=ノアですね。
>闇は退き光が現われ
ゾロアスター教の始まりみたいです。
〉人間と他の雄牛たちは箱船をでましたが、1匹は白く(セム)、1匹は赤く(ハム)、1匹は黒(ヤフェト)でした(皮膚の色で人類を三種に分けること)。
???ヤフェトは白人じゃないのか。
〉彼らから、獅子、虎、犬、狼、ハイエナ、猪、狐、ウサギ、豚、禿鷹(異邦の諸民族のたとえ)などが産まれました。しかしその中に、白い牛(アブラハム)がいて、それが野ろば(イシュマエル)を生み、ほかに白い牛(イサク)を生みました。
ヘブライ人は白牛で表されるのね。
〉この白い牛から、黒い猪(エサウ)と白い羊(ヤコブ)が生まれ、猪は多数の子を生み、羊は12匹の羊(イスラエルの12部族)を生みました。12匹の中の1匹(ヨセフ)は、野ろば(エジプト人)へ渡されました。
エサウ野ブタとかカワイソス(;;)
〉狼(エジプト王)は、羊たちを恐れ始めて、河にその子らを投げ込んだので、主は狼の手を逃れたあの羊(モーセ)を呼び出して、狼と語らせますが、狼はいよいよ辛く羊を扱ったので、主は狼どもを殴り、羊たちは狼から逃れました(出エジプト)。
羊を恐れる狼って何ぞwww
〉主は羊たちを養い、水と草を与えて、あの羊が彼らを導きました。
イエスは良き羊飼い
〉犬や狐や猪(異邦の諸民族)が、羊たちを食い始めたので、別の1匹の羊(サウル)が立てられました。この雄羊は、犬や狐や猪を突きまくりましたが、別の雄羊(ダビデ)を見ると、その羊をも突き始めたのです。
その家(エルサレム)は大きくなり、高い塔(神殿)が建てられました。ところが羊たちは再び迷いだしたので、主は羊の中から何匹かを召して(預言者たち)、羊たちのところへ遣わしました。そのうちの1匹(エリヤ)は、殺されませんでしたが、主は彼をわたし(エノク)のところへ引き上げたのです。
http://koinonia-jesus.sakura.ne.jp/apoca/4enochoutoline.htm
牛が完全に羊になりましたね。
〉ついに羊たちは、自らに殺される運命を招いて、獅子、虎、ハイエナなど、あらゆる獣たちに、餌食として投げ与えられました。主は70人の牧者たちを召して(世界の諸民族を司る天使たちのこと。エレミヤ25章11~12節参照)、羊たちを管理させたのです。しかし主は、別の牧者に命じて、牧者たちのすることをきちんと書き留めるように命じました。
〉獅子(アッシリア)と虎(バビロニア)と猪(エドム)は、羊たちを食い荒らしました。羊たちは決まった数だけ殺されていったのです(イスラエルが犠牲の民とされたこと)。
〉すると鷲(マケドニア)と禿鷹(エジプトのプトレマイオス朝)と鳶(パルティア王国?)と烏(シリアのセレウコス朝)などの空の鳥たちが来て、羊たちの肉を食らったのです。
〉主が怒りの杖を手にして大地をたたくと、地が裂けて、獣たちと鳥たちとは大地に飲み込まれた。
イスラエルを助ける者は誰もいないんですか?周辺諸国に食い物にされて可哀想に(しかも近代まで続く)・・・。
〉王座が麗しい地に設けられ(ダニエル11章16節)、羊たちの主がこれに坐り、封印された書が開かれました。7人の白い色の者が呼ばれて(トビト記12章15節参照)、堕落した星たちが連れ出され、その星たちは、裁かれて火の柱の中へ投げ込まれました。次に70人の牧者たちも「預けられた羊を勝手に殺した」ために火の谷へ投げ込まれ、また同時に、目のくらんでいた羊たち(背教のユダヤ人)も火の谷へ投げ込まれました。
>7人の白い色の者=天使
※「わたしは、栄光に輝く主の御前に仕えている七人の天使の一人、ラファエルである。」
トビト書12章15節
>堕落した星たち
>その星たちは、裁かれて火の柱の中へ投げ込まれました。
W
〉生き残った全ての羊たちと動物たちと空の鳥たちは、ひれ伏して羊たちに従いました。先にわたしを引き上げた白い衣の3人が、わたしを白い羊たちの中に坐らせました。彼らの毛は豊かで、清潔で、目の見えない者はいませんでした。すると1匹の白い雄牛(メシア)がうまれました。
メシアがイエスだというのなら、ここは牛じゃなくて「子羊」になると思うのですが・・・。
アダムが罪のない白い牡牛にたとえられていましたが「第二のアダム」であるキリスト(メシア)はやはり白い牛なのか…。
〉その角は巨大で、野の獣も空の鳥も恐れます。すると彼らの全ての種が変化して、いずれも白い家畜になるのを見ます(創造の初めに戻り、ユダヤ人と異邦人との区別が消える)。その最初のものは指導者になり、大きな獣になり、真っ黒な巨大な角が生えました(90章)。
これは白い牡牛が世界のリーダーになり、巨大な軍事力を持つということでしょう。
〉エノクは「わたしの口の言葉に耳を傾けよ」という知恵文学の諭しのスタイルで始めます。教えの内容は「公正を愛する」ことと「義の中を歩む」ことです。暴虐、罪、涜神、不法がはびこっても、必ず天罰が下るからです。
〉その時に不法は根絶やしにされ、異教徒は火の裁きに投げ込まれるのです。
他の宗教の内容をまるまる剽窃して証拠隠滅に死人に口なし
イシュタル拝んで偶像崇拝
そりゃイエス様も「犯罪者はあっちいけ!」とおっしゃるでしょう。
これと似た事件、あったよなあ・・・。
他人の奥さんと不倫して、ばれるのを恐れてその旦那さんを激戦地に送って死なせた王がいましたっけ。
旦那さんヒッタイト人だったからゾロアスター教徒だったかもね。
マリアがダビデ王の子孫なんだっけ。親の因果が子に報いたか・・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿