私の一押しは父が作ってくれた「ネギ味噌」!
茶碗蒸しの器に小さじ一杯のお味噌と薄い輪切りの長ネギをたっぷり。
それに熱湯をかけて手早くまぜてふたをしてはいどうぞ!
刻んだ柚子をいれても美味しい、
シンプルだけど体が暖まって美味しい、魔法の飲み物でした。
玉子酒も作ってもらったけど、あれは酔っぱらってしまって、苦手だったなあ…
お鍋であっためた熱い日本酒に生卵と砂糖を入れて…飲むとくわん、って脳みそがひっくり返って、すとん、て世界のポケットに落ちていくような感覚。薄目を開けると光が眩しくて目が眩んで…
頭のなかがクワンクワンいつまでも鳴り響いていて…
生姜糖もよかったね。
母は長ネギを焼いてのどに巻いてくれたけど、刻んだ生姜にお砂糖と熱湯を入れた生姜糖もよく効いた。
そしてなんといってもメインは卵入りのおかゆでしょ。
お米からくつくつ煮て、塩と卵を入れて閉じたおかゆ。
食後に差し出されるのは父が買ってきてくれた冷凍ミカン!
食物繊維とビタミンCを補給。冷たく甘い果汁は熱っぽい体にまさに癒しの泉の水みたいに心地よかった。
そして病み上がりのお風呂の気持ちよかったこと!
昔のお風呂にはシャワーなんてついていませんでしたから、根汗をかいたときには父や祖母が盥にお湯を張って、熱いタオルで汗を拭いてくれました。その気持ちよかったこと。
おでこに張り付く汗に湿った前髪をかき分けてくれたお父さんの大きな手。
病気にかかった子供が治癒後にさらに元気に強くなるのは、 家族の愛が寄せられるからでしょ。
お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんがいれば、何も怖くないよ!
熱が出た夜に見た悪夢ももう忘れたよ!
0 件のコメント:
コメントを投稿